画像は1982年頃の藤沢駅。現在も駅自体は変わりありません。車輌は305−355の編成ですが、このころは非冷房で、正面の窓もアルミサッシになっていないのがわかります。なお奥側が鎌倉方面になります。
写真は鵠沼駅を出て、すぐに急カーブを越えて、鉄橋にさしかかる2000形電車(車内より。後ろ向き)。2004年7月4日撮影。
江ノ島は島ですが、2つの橋で地続きになっています。自動車道の「江ノ島大橋」と、人道橋の「江の島弁天橋」です。橋から入ると、向かって左側には江の島ヨットハーバーがあります。右やや奥には植物園と展望台がありますので、これらを見て回るのがおすすめかもしれません。
また猫が好きな方は、島内のおみやげやさんや、駐車場付近には、地域猫がたくさんいるようなので、なでなでしてくるのもおすすめです(いじめてはいけません)。
展望台からさらに奥に進むと、江の島岩屋という自然洞窟があります。悪天候の時には閉鎖されるので、一応注意して下さい(9−17時。冬は16時まで)
江の島水族館は、島の中ではなくて、片瀬海岸側にあります。比較的有名な水族館で、2004年リニューアルオープンしました。ここは小田急線片瀬江ノ島駅のほうが近いです。
小田急線の片瀬江ノ島駅舎も、1929年(昭和4年)の建設以来、竜宮城的イメージの変わった駅として、その姿をとどめています。これも見られたら見ておくと面白いかもしれません。
写真は、江ノ電の車窓から見た江ノ島です。左側に伸びる堤防状のところがヨットハーバー、右側は江ノ島大橋です。展望台は、すでに新しいものになっています(2004年4月撮影)。
写真は下り電車(鎌倉方面行き)の運転室越しに撮影したものです(2003年4月撮影)。電車専用の矢印形信号機が珍しいです。黄色いベルト内は、電車接近時自動車進入禁止ですが、道幅が狭いこともあり、中には写真に写っている車のように、待避しきれない場合もあります。その時には、電車は減速し、場合によっては停車することもあります。
両側は普通の商店街で、店先を車と電車が平行的に走るのは、ちょっと不思議な光景です。
腰越→江ノ島間動画はこちら(Motion
Jpeg形式、約17.5MB)。腰越駅から、江ノ島駅に向かう風景です。
江ノ島→腰越間スリルある動画はこちら(Motion
Jpeg形式、約21MB・音声あり)。江ノ島駅を出て、車がじゃまになって急停車し、再発進して腰越駅に至るまでです(2006年8月21日撮影)。
鎌倉高校前駅は、直線に片側ホームの駅ですが、東京近郊では数少ない、ホームから海が眺められる駅の一つです。関東の駅100選にも選ばれています。ただし後側は墓地です。
鎌倉高校前を出てしばらく行くと、やや海からそれた場所で電車は止まります。ここが峰ヶ原信号所です。信号所なので駅ではなく、藤沢行きの電車が鎌倉行き電車を待ちます。単線による行き違いです。
信号所を出ると、再び電車は海辺に戻ります。写真は304号車内から見た、鎌倉高校前付近の七里ヶ浜。撮影は2004年5月21日ですが、この日は季節はずれの台風が通ったあとで、海は大荒れ。波の高さが5メートル位ありました。サーファーもさすがに一人もいません。
一方七里ヶ浜の由来は、江ノ島に近い小動(こゆるぎ)岬から、稲村ヶ崎までがおおよそ七里あったとされる(実際には一里を約4qとすれば、そんなにありませんが)ことによります。
電車はやがて海から離れ、山よりを走るようになります。稲村ヶ崎駅手前は、かつて路面区間であったようですが、現在は柵や縁石が設けられ、車道とは分離されています。
画像は、七里ヶ浜−稲村ヶ崎駅間を走行中の、上り電車からの前面展望風景です。
なかなか風情のある極楽寺トンネル入り口(藤沢方)。写真を撮るには、若干手前の架線ビームがじゃまになります。反対側は落石はね?のようなものが付けられており、このような写真は撮れません。2004年7月4日撮影。
さて鎌倉駅は、4番ホームに着きます。4番ホームが降車ホーム、3番ホームが乗車ホームになっています。5番ホームもありますが、早朝・深夜・年末年始などの多客期にしか使われません。ちなみに1・2番ホームは、JR横須賀線のホームです。
電車を降りて、そのまま前に進めば、JR線との連絡改札があり、直接鶴岡八幡宮や、小町通り、段葛などのある東口へ出られます。しかしせっかくですから、左手の改札を抜けて、西口駅前に出てみましょう。
駅前は右手に時計台とベンチのある小公園、左手は商店街、向こう側は鎌倉山や、深沢へ向かう道です。時計台の時計は、かつて国鉄鎌倉駅東口駅舎の、正面に掲げられていたものを移設したものです。
西口から東口へは、時計台裏に連絡地下道がありますので、それを利用して下さい。