作品では、この角度から、ラバボーがトンネルに向かっていくところが映ります…。危ないぞよ…ラバボー。本来この場所は、もう少し下がって撮影するべきでした。というのは、この場所は橋の上なのですが、橋の欄干が描かれるため、画像の位置より、もう少し後ろから描写されています。なお例によって架線、架線柱、右上の家は省略されています。2004年7月4日撮影。撮影協力:Naka氏。
逃げるラバボーを横から描写したカットが映ります。内部に入っての撮影は、もちろんできませんから、走行する電車から撮影してみました。だいぶ作品中で描かれる内部とは異なりますが、これはやむを得ないでしょう(笑)。ちなみにこのトンネルは、作られてから100年以上が経過していますが、補強されている部分も多々あるものの、大部分はこのようなレンガ積みが、きちんと残っています。よく見ると、レンガを小口、木場と交互に積んであるのがわかります。2005年3月9日撮影。撮影協力:Naka氏。
極楽寺トンネルの出口側(下り側)は、このように落石はね?のようなものが取り付けられており、ラバボーがジャンプしたように、出てすぐのところで上に…というのは無理です。が、作品をよく見ますと、画面両側の上に、この落石はねカバーのようなものが描写されているのがわかります。まったく驚くべき忠実度ですが…。トンネルにはこの位置より近づくことは、江ノ電の特殊性を考えても、危険で困難と思われます。2004年7月4日撮影。撮影協力:Naka氏。