第40話に登場する江ノ島周辺

 第40話(「輝きをなくしたケースケ」)は、ケースケに扮していて、無気力になっていたプラネット王子を、ケースケだと思いこんだコメットさん☆が、必死になってそのかがやきを取り戻させようとする話でした。コメットさん☆のけなげさには、胸を打つものがありますが、その後このケースケに扮していた人物の正体は、次回以降明かされていくことになります…。

 撮影としては、とりあえず江ノ電江ノ島駅の、江ノ電グッズコーナーおよびそのとなりのベンチのところしか、取材できていないので、そこのみ紹介します。

※取材協力:Naka氏・撮影は全て2004年9月18日。

 ケースケに扮しただれかさんは、コメットさん☆に誘われて、藤吉家から出て、江ノ島に渡る橋の上まで来ますが、「寒い」を連発して、帰ろうとします。海に興味を示さない「ケースケ」を、疑問に思うコメットさん☆でしたが…。


江ノ島駅ベンチの画像です


 

 ケースケに扮しただれかさんが座っていたのは、画像のこのベンチのおそらく右側です。ただし作品中の場所は、右手にちらりと見える木製ベンチの位置で、この木製のベンチは新しく、この明治の銘が入った金属製ベンチは、ここだけ2つ並べられていることから、放送当時は、画像右側の「カール」のベンチが、もう一つ右よりの木製ベンチの位置にあり、そこがケースケに扮しただれかさんの座った位置と考えられます。

 このベンチのど真ん中に座った「ケースケに扮しただれかさん」は、足を組んで態度大きく座りますが…。

 なお、このベンチがあるのは、上り藤沢方面で、このまま電車に乗っても、ケースケに扮しただれかさんは、帰れないことになります…(笑)。


江ノ電グッズコーナーをホーム側から見た画像

 どうもケースケにしては、様子がおかしい「だれかさん」を、ラバボーといっしょに、上の画像のピンク色矢印の位置から、左向きにそっと隠れるように見ます。

 なお放送当初は、この場所は江ノ電グッズの販売所だったのかもしれず、作品と実際の形態が大きく異なっているのは気になります。またここから右下方向の改札に向けて、床がスロープ状になっており、作品中でコメットさん☆が立っている位置には、実際に立ってみるのは困難かと思われます。

 ちなみにこの位置からの撮影は、かなり困難で、ホームの端ぎりぎりまで下がっても、同じようなアングルでの撮影は、ちょっとできないかもしれません。いっそ、反対側のホームから撮影するべきかもしれませんね。


江ノ電グッズコーナーの角部分の画像です

 

 コメットさん☆は、心配そうな顔で、この画像中央に見える竹筒の高さあたりから、こちらをうかがいます。

 実際の江ノ島駅は、この左側のところは、江ノ電の会社が保存している資料(画像に写っている駅名板もそれ)や、プラレールなどの関連グッズの展示場所になっていて、作品中に出てくる小屋とは、形態が異なります。しかし放送当時と、外観は変わっているかもしれず、形態がいつからこうなのかについてなどは、わかりませんでした。

 いずれにしても、このホームは上り藤沢方面なので、コメットさん☆の家がある稲村ヶ崎方面とは異なります。このあたりは、おそらく場所として印象づけるための、演出の都合でしょう。


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