場所としては、階段の途中でティンクルホンを持つコメットさん☆を、江ノ島側から逗子方向に向いて、中空から見た形になります。実際の画像としては、上のようになりますね…。ほとんどただの空になってしまいますが…。このカットは、水平線や地上の山など見えないのが特徴的です。この画像の左半分にコメットさん☆の顔半分が映る…、というような感じです。2006年7月3日撮影。撮影協力:Naka氏。このアングルでは、カメラを竿につけるなどが必要になります。
コメットさん☆は階段の手すりに片手をおくような格好で、電話が切れるまで聞いています。ケースケは身を乗り出しており、ツヨシくんとネネちゃんも前に出ているように見えます。コメットさん☆は片足を少し上げていますが、そのしぐさはちょっとかわいいです。さて、実際の場所としてはここになります。前のカット同様、階段はやや急に描かれ、防波堤の形状も異なります。しかし場所としてはここに間違いなく、忠実な描写です。2006年7月3日撮影。撮影協力:Naka氏。
階段の途中にいるコメットさん☆が、上側にいるケースケに向いて話をするので、場所としては画像の位置になります。ただし作品では、多少階段の幅が狭く描かれるのと、階段の段数がずっと少なく描かれるので、階段の角度など、デフォルメがかかっていると見なければなりません。この場所は、満潮に近くなると、波が近くまでやって来てしまい、階段が降りられなくなります。また作品では、階段の手すりの描写も、作品と実際で異なっているのがわかります。2006年7月3日撮影。撮影協力:Naka氏。
ケースケは、階段の手すりを両手でつかんだまま、思い当たる節があるような表情。実際の場所としては、ここになります。驚きなのは、手すりの上の傷も、ほぼ忠実に再現されていることです。手すり上面にあるへこみのような傷も、作品ではちゃんと背景に描き込まれています。2006年7月3日撮影。撮影協力:Naka氏。
このシーンで注目すべきは、1.ケースケも左耳が効き耳である、2.ティンクルホンには、会話録音機能がある、ということでしょうか。ケースケはじっと黙って聞いています。場所としては、このあとのカットから、二人とも駐車場に上がり、階段の途中ではない場所で、ティンクルホンを聞いていると思えます。そのため次のカットから割り出した場所は、この画像の位置となります。階段脇の駐車場平面で、海をバックにしたところ、ということです。この画像のすぐ左脇が階段になります。2005年3月9日撮影。撮影協力:Naka氏。夕方なので、やや色ノイズが気になりますね…。
このカットでは、右側にコメットさん☆の後ろ姿、左側に「かっこいい」ケースケ、という人物配置です。背景には、手前にファーストキッチンの建物、遠くに休憩所の三角屋根が見え、海上には小動崎が見えます。実際の風景と比較しますと、かなり実物に忠実に描かれているのがわかります。建物の角度などは単純化され、防波堤(左側の伸びる)の厚さ、位置関係もやや省略が入りますが、奥側のコの字形車止めなども含めて、例によって相当な忠実度なのが驚きです。2005年3月9日撮影。撮影協力:Naka氏。
コメットさん☆は防波堤の切れたところに立ち、その左にケースケ、そして防波堤に肘を突くようにツヨシくんとネネちゃん、という構図です。そして全員で沖を探します。実際の場所としてはここになりますが、背景の建物は、形状も異なり、もっと右に描かれます。また右下に階段の反対側の手すりが見えますが、階段の幅が実際より狭く描写されているためで、画像としては写しこめません。階段の手すりも、もっと低めに描かれます。2006年7月3日撮影。撮影協力:Naka氏。