撮影協力:2005年3月9日分はNaka氏。
まずはメテオさんが、三浦半島をバックに、江ノ島方向を向いたアップが映ります。場所としては、その後のカットからこの位置ということになります。背景の三浦半島の描かれ方は、あまり厳密ではありません。作品中、夕方なので、空には茜色の雲が描かれます。2005年3月9日撮影。
この時点では、まだメテオさんよりも手前を走っていますので、画像で言えば、メテオさんよりも海に向かって右よりということになります。そこから判断して、地形に矛盾のないところとなりますと、上の画像の位置になります。実際にはこのそばに川が流れ込んでいますので、そこをよけなければ、汀線に平行には走れないのですが、ここに流れ込んでいる川は、「コメットさん☆」という作品全体で、いつも省略されています。
この画像で言えば右半分に、神也くんとカロンが、真剣に走る様子が描かれる…というわけです。2005年3月9日撮影。
作品中、手前に向こうを向いて立っているメテオさんの左をカロンが、右を神也くんが駆け抜けていきます。そして後ろをややあわて気味に振り向くメテオさん。実際の場所としては、右側の国道の防波堤が、もっと近くに描かれ、中央に横切っている川は、上に書いたように省略されています。画像中央の青緑色矢印のところに、メテオさんが立っていますが、作品中ではそこより手前に、少し盛り上がった地形があるように描かれます。この画像では、もう少し右よりから撮影するべきかという印象を受けるのですが、そうすると遠くの江ノ島と、中央に見える小動(こゆるぎ)岬との関係がおかしくなりますので、角度などには当然デフォルメが入っていると考えるべきでしょう。
相当ロングに引いたカットで、空、海、波打ち際、浜…と、上から順に描かれる場所の、波打ち際を二人は走り続けます。実際の場所としては、おおよそこの位置になります。「おおよそ」というのは、そもそも作品で、場所を特定する材料が少ないためですが、メテオさんの後ろということですので、見えないほど遠くではないでしょうから、割とすぐの場所ではないかと思われます。それからすると、この位置というのが矛盾がありません。あとのカットとの関係もありますし…。画像の右側より、少し海に向けて砂が突き出したあたりを、二人は走っていることになります。画像で水に入っている人々は、サーファーの人たちです。けっこうこの場所は波が荒いのですが、作品では波のようなものは描かれません(別に動画を起こさねばならないので大変でしょう(笑))。また作品よりはやや汀線までの距離がなく、砂地の勾配が急な印象です。2005年3月9日撮影。