●21:コメットさん☆は、右側が大和塀、左側がブロック塀、奥に赤い屋根の家という路地に立ち、「来た早々どなられちゃった」とへこみます。これに対してティンクルスターの中で、ラバボーが「姫さま、王子さまを見つけて早く帰るボ。怖そうな人がいっぱいいるボ」と言います。それにはコメットさん☆は「うーん」と答えるのみ(笑)。ラバボーは引き続きいろいろ言いますが、遊びに来たつもりのコメットさん☆としては、やすやすと帰るわけにも行きません。


小町通り脇路地の画像です


 この場所の特定には、かなり長い時間がかかりました。鶴岡八幡に近い小町通りから、右に入ったところの私道?とおぼしき場所です(奥に店がありますので、一般の人が立ち入ることには問題ありません)。この位置は、小町通りから入ってきて、Uターンした向きで撮影しています。コメットさん☆が、ラバボーから「怖いから早く帰ろう」と言われて、「うーん」と聞き入れない様子なのは、この左手前のあたりになります。

 作品と見比べますと、左側の塀が金網フェンスであること、奥の家の塀の色と形状、左側の家の位置など、やや異なる部分もありますが、住宅街を描写するためのアレンジと考えられます。特に右側の大和塀、道の角度、大和塀に続く木の塀、遠くに見える山の稜線などは、非常に忠実に描かれています。2005年4月8日撮影。


●22:小町通りに出たコメットさん☆、店を見て回り始めます。


小町通り中央部付近の画像です


 コメットさん☆が、画面右側から入ってくるのは、ここと思われます。しかし、作品中ではかなりアレンジされ、右手前のビル、そのとなりのオレンジ色壁の宝くじ発売所の建物は、左右反転した位置に描かれます。また画像で左側手前の2階建て店舗の、2階部分窓ガラスも、似た形状で、左右反転した位置に描かれます。特に画像で右手前と、そのとなりの2つの建物の、店名看板の様子、赤い宝くじの看板などは、非常に忠実ですので、ビデオなどをお持ちの方は、画面左側に注目してみて下さい。左右反転した上画像店舗群と思われる建物がわかると思います。場所としてはここで間違いないと思われます。なお、この画像は小町通りを、終点(鶴岡八幡方)から起点側(駅より)に向いて撮影したものです。2004年11月10日撮影。


鎌倉小町通りの画像です


 補足的に、やや左寄りから、2軒の建物を見た画像も載せておきます。看板の様子などをご覧下さい。2006年4月4日撮影。

 なおこのカットにより、コメットさん☆の西口から小町通りに至る経路は、時計台裏の連絡通路ではなく、西口からいったんスーパー紀伊国屋前の道(今小路通り)に出て、その道を北上、横須賀線の踏切を渡って、路地を抜け、下の23カットの場所に出たというほうが、自然なような気がします。


●23:次いで、コメットさん☆は楽しそうな顔で、通りを眺めます。路地を抜けてきたことがわかるカットです。22のカットに続いて右側からフレームに入ってきたコメットさん☆を、カメラは右向きに写しているという状況なので、必然的に22のカットの右側ということになりますね。とすれば、オレンジ色建物と手前の白い建物の間には、実際に路地がありますので、場所としてはここになるのですが…。


小町通り脇の路地の画像です

 作品中で描かれるのは、ほんの小さな路地で、すぐ両側に建物が建っています。しかし実際の場所としては、このように雑然とした雰囲気で、路面の形態も異なります。2004年10月7日撮影。

小町通り脇路地の画像です

 むしろ場所としては、上の画像のもっと鎌倉駅寄りにあるこの路地のほうが、あっているような気がします。類似しているのは、路面の敷石、自転車のうち捨てられ具合、奥の瓦屋根のところなどですが、作品中に登場するのは、ここの路地と、上の画像の路地を参考に作り出されたオリジナルな場所であり、実際の場所は、イメージ的に利用されているのに過ぎないのかもしれません。2004年10月29日撮影。

 なお、この画像に写っている奥の建物は、2005年3月、取り壊されましたので、現存していません。


●24:興味津々のコメットさん☆は、ラバボーの話などろくに聞かず、小町通りを探検します。


小町通りのバーバーの前の画像です


 まずは窓が印象的なお店をのぞき込みます。その場所は画像の店です。この店の扉のすぐ左にコメットさん☆は立って、中をのぞいています。コメットさん☆、そこは床屋さんだよ(笑)。2004年10月18日撮影。


25:次いで古美術店らしき店が、右へカメラがパンしながら映りますが…。ここにはコメットさん☆の姿はありません。場所としては、途中にある和紙や細工物を売っているお店だと思われます。

小町通り途中の和紙・雑貨店の画像です


 作品中では、古美術店風に描かれますが、実際には雑貨や和紙の比較的大きなお店です。多少アレンジされますが、作品中に描かれる右側のテント状日よけの形状、2階部分に窓がない構造、ウインドーの構造などが決め手となります。2004年11月10日撮影。※2011年7月取り壊し済み。


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