第34話に登場する由比ヶ浜付近

 第34話(「星の絆」)では、江ノ電極楽寺駅(未確認)のホーム上屋上に、落ちているツバメを見つけたコメットさん☆が、次々駅の由比ヶ浜で下車、(おそらく)長谷駅の駅員に通報して、ツバメを助けてもらいます(なぜ次駅の長谷駅で降りないのかなどはわかりません。作画の都合上かもしれませんが)。そこで由比ヶ浜駅の改札付近が、第31話に続いて映ります。


由比ヶ浜駅の改札付近の画像です


 作品中、第31話から流用された背景と前景が映ります。電車は同じく500形のようですが、新たに描き直されています。また背景もやや秋色になっているのと、駅名板の上に第31話にはない建物が追加されています。第31話と異なるのは、それらのみです。

 また由比ヶ浜駅周辺が映るのも、基本的にこのカットだけといってもよく、コメットさん☆が下車するホームのシーンがあるにはありますが、俯瞰のカットですので、撮影は困難です。


 コメットさん☆の手当てで、元気を取り戻したツバメは、南の国に向けて再び飛翔します。そのツバメに向かって、星力で道をつけてあげるコメットさん☆。そして言います「がんばって…」と。それはツバメと、そのはるか彼方の南の国にいるはずの、ケースケに向けた言葉でした。その届かないはずの、コメットさん☆の想いは、とても切ないです。それがわかるだけに、私たち「大人の視聴者」の、胸をうつシーンであったと思います。