市販フィギュアの素体交換

 埼玉県のメーカーから、精密なコメットさん☆とメテオさんのフィギュアが発売されました。縮尺は1/6程度。「ハイクオリティー・コレクション・ドール」というシリーズです。
 確かにハイクオリティーな出来で、コレクション品にふさわしい良品ですが、アニメの設定をより重視し、頭身の取り方などは、実際の人体よりデフォルメさせた形になっています。またそれに関連して、一部の関節が省略されたり、手足が大きめに作られていたりします。
 たまたまネットオークションで、中古の品を入手することが出来ました。そのためそれを素材として使って、一般的な「関節可動素体」(市販人形を関節可動化させるために売られている、交換用ボディ)に取り替えて、印象がどう変わるか確かめてみたいと思います。それはおそらく、計画している植毛ドールの制作作業にも関係を持つものと思えます。

 なお、この「海洋紀行」のコンテンツは、全て「全年齢対象」なので、未成年の方がご覧になる場合を考慮し、裸の素体など、一部に画像加工を施しています。


改造元の人形と素体の画像です

 改造元のフィギュア(左)と素体(右)。素体は、元のフィギュアの身長から、完成後の身長が25センチになるものを選びました。その他色とか、体格など数種がありますので、まあ妥当と思えるものを選びます。

フィギュアの首ジョイントを外している画像

 まずフィギュアを取り出し、中古ということですので、何か問題がないかチェックした後(特にありません)、首のジョイントを外します。この製品の首ジョイントは、かなり固めにはまりこんでいますが、頭を前側に倒し、あごを下に向ける形で外すと、案外簡単に外れます。

外した首の画像です

 外した首を下から見たところ。穴のところがジョイント部です。球状のジョイントが、ここにはまっています。恐ろしい画像だ…。

素体のパーツを交換している画像です

 新しく組み合わせる素体の方の、ジョイント太さを調整するため、元のパーツのネジを外して交換します。太さが3種付属しているので、適当な太さのものが選べるようになっています。

素体のパーツを交換している画像です

 一番太いものを付けてみました。しかし…。

素体のパーツを交換している画像です

 まるっきりスカスカで、首がすわりません。


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