【本命】お相手は誰だ!?王子探しレース!【大穴】

 コメットさん☆とメテオさん。二人の王女のお相手を射止める男性は…?。いったい誰か!?。このコーナーでは、いくつかのパラメータから、相性の良さそうな人を、勝手に見つけてみます。
 
人名 コメットさん☆との年齢差 星国関係者 コメットさん☆の星力を使った コメットさん☆が宇宙人であることを知っている コメットさん☆といっしょにとった行動 コメットさん☆に好かれているか コメットさん☆と同居しているか 星国にムコ入りすることで不都合は コメットさん☆に何か食事を作ってもらった 二人きりでムードのある会話をしたか ラスボス:コメットさん☆とお風呂に入った
ケースケ +3 × × × 海水浴(DVD)など × △(11) ×
イマシュン +5位? × × × 歌を捧げた(38) × × ×
プラネット王子 +4〜5? × 叱られた(41)・コメットさん☆の素直さに感動した(43) × × 多少 × ×
ツヨシ −8 × ○(32) 地球に定住するきっかけを作った(1)他 △(恋愛感情ではない) 多少 ○(15) △(32) ○(5)
ラバボー ±0? ○(補佐役・供給役) よくお供し、その気持ちを理解した(28)他 △(同上) × △(28) ○(たぶん)
項目説明番号 10 11

項目の説明:
1=コメットさん☆を12歳としたときの、相手の年齢がいくつか。推定を含み、誤差有り。
2=星国の人であるかどうか。必然的に地球人なら×である。
3=コメットさん☆の星力を何らかの形で、代理使用したかどうか。
4=読んで字のごとし。コメットさん☆が「星国人」であることを、本当の意味で知っているかどうか。
5=コメットさん☆と仲良くなれそうな、きっかけ的行動。
6=コメットさん☆が何らかの形で、好意を示したかどうか。△は恋愛感情ではないが、それに発展しないとも限らない様子を示す。
7=コメットさん☆と同じ屋根の下で暮らしているか。コメットさん☆の普段の生活を知っているかどうかの意味がある。
8=コメットさん☆のお相手に、将来なるとすれば、ムコ入りしなければならないと予想されるが、それによって家族や自分の身辺上に何か不都合なこと、解決しなければならない問題があるかどうか。
9=コメットさん☆に何か作ってもらって食べたかどうか。△の人は、作ってもらったのに食べなかったり、よろこんで食べないという失礼をしたり、姫様を泣かせたりした場合。なお例外的に第15話で、景太朗パパさんがコメットさん☆とツヨシ・ネネがいっしょに作ったサンドイッチを食している。
10=ムードのある会話というのは、例えば将来のことに関係するとか、夢を語るなども含む。△の人は、恋愛的感情に基づくものではない場合を含む時。
11=…通常まず達成できないこと。まさにラスボス。

※○や△のあとの数字は、作品中の話数を示す。


講評

 …というわけで、意外や「本命」は、ツヨシくんと出ました。やはり「ラスボス:コメットさん☆とお風呂に入った」というのは、他の追走を全く許さない「強さ」ですね(笑)。コメットさん☆の、現状で全ての秘密を知った唯一の男性とも言えるでしょう(笑)。

 それはともかくとしても、他の点でも×がほとんどなく、特筆すべき相性の良さです。年齢差が8歳あるのが、多少気になりますが、この程度の年齢差は、今時それほど大きくないとも言えるので、それほど障害にはならないと思われます。本来の相性としては、ツヨシくんは非常にいいですね。この表にはそれほど現れませんが、そもそも彼がコメットさん☆を見つけなければ、コメットさん☆は地球でどうなっていたかわからないわけですから、命の恩人かもしれません。それほど彼は、重要な人と言えるのではないでしょうか。

 また歴史上初めて?、地球人でありながら星力を、コメットさん☆に代わって使用した、唯一の人物です。これも特筆すべきコメットさん☆との関係の深さだと思われます。

 マイナス点が現状であるとすれば、今のところコメットさん☆にとって、ツヨシくんは年齢が小さいこともあり、「恋愛感情が芽生えるかどうか」が不明な点でしょうか。でもツヨシくんは、コメットさん☆のことが好きそうですが(笑)。

 他の人について。意外とイマシュンがふるいません。歌を捧げて(「My Muse」は実質的にコメットさん☆をうたった歌ですね)芸術点は高そうですが、それ以外の関係が希薄です。

 ケースケですが、星国にムコ入りとなると、支障が多いと予想されるのが、かなり困ったところ。もっともこれはイマシュンも同様ですが。コメットさん☆自身は、ケースケのことがかなり好きな様子です。しかし、王女のムコになるというのは、そう簡単なことではないかもしれません。イマシュンに比べると、母の自立力が不明な点も、やや気になります。

 ラバボーは、コメットさん☆のお供ですが、人間化すればかなりイイ線行っています。星国人ですので、地球人にありがちな支障は、基本的にありません。ただ本人がラバピョンにぞっこんなのと(ラバピョンと別れさせるのは、ラバピョンが傷つきますし…)、コメットさん☆も、恋愛の対象として、ラバボーを見たことは、ちょっとなさそうなので、その点はマイナスでしょう。

 プラネット王子は、自らの立場を使って、相手の望まない婚約を強要しなかった態度は立派でした。あのような席(第43話)で、きちんと自分の意見を通すのは、並大抵のことではないでしょう。その点の評価は高いのですが、残念ながら、それがコメットさん☆にあまり伝わっていないことと、その結果あまり好かれていないのが惜しいところです。ラバボーのところで触れたように、星国人なので、地球人特有の問題は生じにくいです。

 今後自分の星国での体制が、安寧であるかどうか不明な点も、王子自身として気にするべきところですし、かなり精進が必要でしょう。また王子がハモニカ星国にムコ入りするとなると、タンバリン星国の王位がどうなってしまうか、また逆にコメットさん☆をおよめさんに迎えると、ハモニカ星国の王位がどうなるか、二つの国は対等併合できるのかなど、政治的問題がどうしても絡んできてしまうのが、実は大きな問題と言えそうです。



 さて、王女はコメットさん☆だけではありません。メテオさんも同じように見てみないと、失礼ですよね(笑)。そこで基本的に同じ設問で比較してみました。対象となる男性は4名。ケースケ、イマシュン、プラネット王子と、羽仁神也くん(パニっくんの兄)です。
 
人名 メテオさんとの年齢差 星国関係者 メテオさんの星力を使った メテオさんが宇宙人であることを知っている メテオさんといっしょにとった行動 メテオさんに好かれているか メテオさんと同居しているか 星国にムコ入りすることで不都合は メテオさんに何か食事を作ってもらった 二人きりでムードのある会話をしたか
ケースケ +3 × × × おぼれているのを助けた(3) × × ×
イマシュン +5位 × × × デート(37,39) × × ○(37,39他)
プラネット王子 +4〜5? × 叱られた(43) × × 多少 × ×
羽仁神也 +2位? × △(受けた37) × 鍛えてもらった(24)・励ましてもらった(43) × × 無(たぶん) × ○(43)
項目説明番号 10

項目の説明:
1=メテオさんを12歳としたときの、相手の年齢がいくつか。推定を含み、誤差有り。
2=星国の人であるかどうか。必然的に地球人なら×である。
3=メテオさんの星力を何らかの形で、代理使用したかどうか。
4=読んで字のごとし。メテオさんが「星国人」であることを、本当の意味で知っているかどうか。
5=メテオさんと仲良くなれそうな、きっかけ的行動。
6=メテオさんが何らかの形で、好意を示したかどうか。
7=メテオさんと同じ屋根の下で暮らしているか。メテオさんの普段の生活を知っているかどうかの意味があるが、実際には同居している人はいないので、あまり設問として適当でないが、コメットさん☆との比較上設けた。
8=メテオさんのお相手に、将来なるとすれば、ムコ入りしなければならないと予想されるが、それによって家族や自分の身辺上に何か不都合なこと、解決しなければならない問題があるかどうか。
9=メテオさんに何か作ってもらって食べたかどうか。これも設問として適当でないのだが、比較上設けた。
10=ムードのある会話というのは、例えば将来のことに関係するとか、夢を語るなども含む。

※メテオさんの場合、「ラスボス」は無い(…ので、1つ項目が少ない)。
※○や△のあとの数字は、作品中の話数を示す。


講評

 やはりイマシュンのポイントが高いです。そもそも全員○の数は少ないですが、それでも重要なポイントで○を獲得しているほか、ちゃんとしたデートをしているのは、メテオさんについてはイマシュンのみです。そしてそのデートでも、普段なかなか見せない、本来の素直な性質をイマシュンに対して見せているメテオさんの姿は、単に○×で計れないものがあります。

 羽仁神也くんは、残念ながらまるっきり圏外と言っていいでしょう。せめてお得意のコンパクトカメラで、写真くらい撮って、思い出の一枚にしたほうがいいと思われます(笑)。ただ星国にムコ入りする場合の、地球人特有の問題は、この人の場合ほとんど無さそうです(笑)。

 ケースケは、メテオさんのお母様おすすめの一人ですが、コメットさん☆の牽引力が強く、メテオさんとの関係は希薄ですね。

 プラネット王子は、星国関係者であるなど、有利な点は多いはずですが、その隠れた努力にもかかわらず、メテオさんに嫌われており、つらいところです。またコメットさん☆と同様、星国の政治的問題を何とかする必要があるという点も、マイナスに作用するでしょう。

 すると、結局カスタネット星国女王(メテオさんのお母様)がお元気な間は、イマシュンと地球で暮らしているのもいいかもしれません。何しろマスコミに「恋人ですか?」と聞かれ、「ご想像におまかせしますわ」とまで言っていましたし。イマシュンの記憶を戻すことは、メテオさんの使う星力の「有効期限」からして、たやすいと思われます。


 でも、ここに現れたのは、単に断片的なデータからの「レース」に過ぎません。結婚などというものは、人生の大半を決める要素になるだけに、本来軽々に扱うべきことでもないと思われます。

 大事なのは、二人の王女が、自らの自由意志により、道を切り開くことであって、それは他人がどうこうするべきことではないのは、言うまでもありません。二人に「幸あれ」と祈りながら、この項を終えたいと思います。