カセットインデックスカード20

 カセットテープのプラケースにテープとともに収め、中身が何であるか書いておくためのカードと、ラベル類のセット。今ではMOディスクやビデオテープなどに、その痕跡を見ることが出来るが、アニメ柄のMOラベルセットというのは、さすがに普通はもう無いだろう。それくらい歴史を感じさせるアイテムではある。


カセットインデックスカードセットの画像です

 パッケージの表側。本のように綴じられている。中身はカード20枚、番号ラベル1枚、テープに貼るラベル5枚、ということである。大変珍しく、表紙(と中身の一部)に、芦田豊雄氏のものと思われる原画が使われている。

カセットインデックスカードセット裏側の画像です

 裏側。この商品の意匠は、セイカノートブランドのカンペンやステッカーと非常に似ているが、「企画アニメック」となっており、独自の型番が振られている。なぜセイカノートブランドではないのか、背景が共通な理由があるのかなど、今となってはわからないことがある。

カセットインデックスカードセットの画像です

 中身のカードを紹介する。まずは1種類目。

カセットインデックスカードセットの画像です

 2種目。上のモモとは別人のよう?(笑)。

カセットインデックスカードセットの画像です

 3種目。快活そうなモモ。歯が見えるのは大変珍しい。

カセットインデックスカードセットの画像です

 4種目。絵柄はこの4種類である。それぞれ5枚付き。

カセットインデックスカードセットの画像です

 中身の裏側。曲名などが書ける。録音ソースやデッキ名、テープのバイアスイコライザ値まで記入できるのは、当時の標準的な仕様。

カセットインデックスカードセットのラベル画像です

 テープ用のラベルである。テープ本体に貼る。


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