朝日ソノラマ 魔法のプリンセスミンキーモモ

 主題歌ソノシートが付いた絵本。内容は第4話「青い鳥をみた少年」を元にしている。ソノシートというメディア自体、もう過去のものになりつつあるが、薄いレコード状のもので、レコードより安価に作られるため、かつてはいろいろなものに付属していた。今ならCD−ROMということになるのであろうが…。この「朝日ソノラマ」という会社のシリーズ自体、ソノシートが付くことを売りにしていたようだ。


テレビ絵本表紙の画像です

 これは1冊のみだったので、特に副題のようなものはない。表紙のイラストも、デモセルからとられたようで、特に新しみは無い。「主題歌のソノシート付き」というのが、一つのステータスとも言うべきものだったのだろう。

テレビ絵本裏表紙の画像です

 裏表紙。ストーリーと密接な関係はないが、左下の変身モモは、この回に出てくるものなので、関係があると言えばある。イラスト全般はきれいだ。

テレビ絵本中身の画像です

 これのみは、ソノシートが特に付属するので、そのページ部分も紹介する。このように半透明なシートに、音溝を刻んだものがソノシート。それが小さなポリ袋に入って、最初の見開きページに貼り付けられている。レコードプレーヤーで再生すると、主題歌が聴けるようになっている。子ども向け絵本で、パパの喫煙シーンが描かれている(右側)など、今の常識からすれば考えられない。


戻る