「ＴＶうたのえほん」と銘打たれたもの。普通のテレビ絵本の形を成しており、特に編集的にも変わったところは無い。第２話「メガネでチャームアップ」を元にしたストーリーになっている。埋もれがちなストーリーを、よく拾ったなという印象。イラストの質は高い。
右下に、担当イラストレーターのサインが入っている。カットとしては「大胆」なカットかも。おおむねモモの頭身が、高めに描かれている感じである。これは２８０円。
「アニメーションフラッシュ」というシリーズ。しかし丸数字２、というのがよくわからない。１は少なくともモモではない。この本は薄手に作られており、週刊誌綴じになっている。手軽に持っていけるという点を重視したのだろうか。わざわざシリーズを分けた意味は？。第１話「ラブラブミンキーモモ」の内容に基づくが、意外にも漢字が多い構成になっていて、ルビが振られている。この辺の編集方針も謎だ。イラストは例によって質が高い。
裏表紙。右下にイラストレーターのサインがあるのは同じ。またやや頭身の高めなモモも同じと言えるだろう。
背表紙。一見なんの関係も無いように思えるこの２冊の本だが、「アニメーションフラッシュ」のほうは、「２」となっており、「テレビえほん」のほうは、「３」となっている。「１」はあるのか？とか、よくわからない。