左が初期版、右が再販版である。このように一見同じに見えるのだが…。とりあえず「AP」シールの色が異なる。かかっているピンク色の紙の右側に、グレーの枠がない。なお、中身のキットを完成させると、「地面に座り足を投げ出すモモ」が出来上がり、箱のイラストとは異なるポーズとなる。
これは初期版の手前方。箱の両側に、ステープラーの針が見える。
これは再販版。箱の両側に、ステープラーの針は見えない。これは初期版の箱が、幅14センチ×長さ27.2センチ×高さ6.6センチであるのに対し、再販版はそれぞれ13.6×27.2×6.8センチであることと、そもそも箱にかかっているピンク色の紙の幅が広い(初期版121ミリ、再販版128.5ミリ)ことによる。またよく見ると、再販版の紙は、文字の荒さなどから、コピーであることがわかる。
あらためて並べて比較すると、一目瞭然。
中身。このようにバラのパーツを接着し、必要なところの接着線をパテ埋めで消しながら組立て、塗装して完成する。これは初期版の中身。目のデカールとペンダントをかけるための糸が付属する(左下)。
初期版(上)と、再販版(下)の説明書の違い。紙のサイズと、デカールに関する記述の削除が目立つ。ポーズとしては難しいような気もするが、モモはどうしても頭が重くなるので、安定させるためにこのポーズになったとか言われている。