プラモデル

 この時代いくつか製品化された、フィギュアをプラモデルとして作った製品。のちに主流となる、いわゆる「ガレージキット」のレジンや、ソフトビニールなどではなく、ごく普通のプラスチックモデルなのが特徴的。安価で比較的簡単に出来る。


ミンキーモモプラモデルの外装画像

 外装。イラストは「わたなべひろし」氏。当時店頭に並んだこれを、模型店でレジへ持っていくのは、かなり勇気がいったという人も多いのでは?。

右側面の画像です

 右側面。上のほうになにやら「キモイ」文章が…。

右側面拡大画像です

 ハナから、これの購買者は、女性や子どもではないと決定づけているようにも思える。これを考えた人には脱帽(笑)。

左側面の画像

 反対側の画像。完成見本を、向きを変えながら撮影してある。細部をよく知らない人でも、組み立てられることを考えているのだと思われる。

上面の画像です

 上面の画像。これは表側と共通のイラストになっている。300円という値段は、かなり割安感がある。

ミンキーモモプラモ中身の画像です

 中身。バラバラであるが、組立はやさしい方である。足は一体になっているので、塗装もまあまあ楽だが、下着の柄のデカールが付くなど、今の常識からすると「ちょっと…」という感もある。一般玩具店や模型店で普通にこのようなものが売られる時代、すべてがおおらかだったのだとは言えるかもしれない。

説明書の画像です

 中に入れられている組立説明書。解説は丁寧だ。今の時代だと、とてもこの値段では、コスト的に見合わないだろう。


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