表紙。中央部が役物の形に切り抜かれていて、凝った作り。大きさはA4サイズ。つるつるの紙になっている。
このパチンコ台は、極めて珍しく、中央部の役物が、それごと回転したり、傾斜したりする。そんな様子を解説したページもある。
大当たりの前触れである「リーチ」の種類を解説したページ。ずいぶん細かい設定があるものだ。ちなみに「リーチ」とは、本来マージャン用語で、あと1種類の牌(ぱい)が揃えばアガリの状態になったとき、宣言する言葉。もうすぐアガるチャンス状態だぞ、と知らしめる意味があり、それによって役の位が一つ上がる。それから転じて、パチンコで大当たり直前になったときを、「リーチ」と称するようになったもよう。
裏表紙。きれいな仕上がりで、私ら古い“ミンキーモモファン”からすると、時の流れを感じさせるものがある。
なお、このミンキーモモのパチンコ台には、盤面の背景が赤色で比較的多数が出回った「ミンキーモモRR」と、大当たりの確率がやや高め設定、盤面の背景が一部青色で、あまり出回らなかった「ミンキーモモNN」があり、その2機種がこの資料には紹介されている。しかし、それらとは別に、チラシ状に挟み込まれている「ミンキーモモ・ハーフ時短タイプ」というものがあったようで、この画像がそのチラシである。このチラシは、パンフレットに挟み込まれていた。印刷が間に合わなかったのだろうか。
したがって、「CRミンキーモモ」というパチンコ台は、都合3種類存在することになるが、筆者が所有しているものも、「ミンキーモモRR」(の取り外し液晶部分)で、それ以外は実見したことがない。