パチンコCRミンキーモモ・リーチ表
パチンコ台に現れたミンキーモモ。最近のパチンコ台は、いわゆるかつて「フィーバー機」などと呼ばれた、表示の柄や数字が揃うと大当たりになり、玉がどんどん入賞するようになるタイプがほとんどで、かなりギャンブル性の高いものになっている。また、表示は液晶画面化され、複雑な絵柄や、アニメキャラなどをいとも簡単に表示できるようになった。それで、新たな客も開拓できたと言えるが、反面ルールが複雑化したために、離れた客もあると聞く。
さて本品は、そんなミンキーモモをモチーフにしたパチンコ台、「ミンキーモモRR」、「ミンキーモモNN」、「ミンキーモモ時短タイプ」の、「リーチ表」と呼ばれるもの。ミンキーモモのパチンコ台の場合は、3つの数字を揃えれば、大当たりとなるのだが、その数字の揃い方、および揃うまでの過程で現れる記号的な絵柄によって、大当たり終了後、再度大当たりするまでの確率が変化するようになっている。そのような3つの数字の揃い方のパターンを、絵として見られるようになっている1枚ものの「写真図版」のようなものである。パチンコ台の発表会で配布されたものなので、おそらくはパチンコホールで張ったり、カウンターに置いたりという使い方を想定しているものと思われる。
横長のおおよそA3サイズ。モモがこちら側に描かれているので、おそらくこちらが表だろう。季節によって表示が変わるなど、凝った台であることは間違いない。また、台の中央部(役物という)が、本機は回転したり、傾斜したりするので、その様子についても少し触れられている。見ていてきれいで、楽しそうなものである。
裏面。本品は両面印刷なので、片側だけ紹介ということもできず、そのまま両面とも紹介する。こちら側は台の下側に付いているボタン(αとβのボタン)機能を紹介する画面になっている。この台は、ただ玉を打っているだけではなく、自分で当たりを「操作」する場面というのがあるわけである。
全体として、仮に実際の台に触れたことが無くとも、見ていて美しく、楽しめるものになっている。ちょっとパチンコ屋さんに行ってみよう、と思っても、最近は特に台の変化が激しく、もう設置店などが無くなっていると思われるのが寂しいところか。