サクラカラー テレビアニメカレンダー85年

 現在のコニカが、「サクラカラー」としてフィルムを発売していた当時、写真店筋で配布されたカレンダー。旧社名の「小西六」の文字も表記されている。
 「サクラカラー百年プリント」の文字もあることから、当時「100年間もつ」(画像の劣化率を決めて、そこまで劣化するのにかかる年数を算定したもの)として、販促されていた「サクラカラー百年プリント」でプリント指定するともらえた(原則)。
 今では普通の、その時点で放送あるいは、ビデオソフト化されていた作品を、毎月1枚絵で並べたカレンダー様式になっている。


カレンダーの画像です

 表紙。左下には懐かしの「小西六」。背景色はピンクが上から下へ、線の太さを変えることにより、グラデーションに見えるようにしてある、当時としては凝ったもの。

カレンダーの画像です

 作品一覧。特に一定の傾向などは無いが、当時ロボットアニメがかなり流行っていたことを物語る。右下「サザンクロス」のキャラは、コニカカメラを持っているという凝りよう。しかし、未来の話なのだろうが、当時デジタルカメラの出現は、予想すらされなかった時代なので、持っているのはフィルムカメラである。

カレンダーの画像です

 「ミンキーモモ」のページは6月である。シリーズ後半のOPから取られた絵柄で、目新しさは無いが、1985年のカレンダーへの採録は、当時驚きであった。このカレンダーの配布時期は1984年であり、放送終了から1年以上を経過しての採用であることと、翌年のOVA「夢の中の輪舞」は、制作発表もされていなかったためである。


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