チャイルドぬりえ
栄光社という会社の制作したぬりえ。「チャイルドぬりえ」と断っているかのようだが、特に当時「大人のぬりえ」というものがあったわけではなく、一種のブランド名と解してよいと思われる。中身はセイカノート版と基本的に共通絵柄だが、淡色印刷になっているのが珍しい。別に輪郭線通りに塗らなくともよいという考えの現れだろうか。また横綴じではなく、上を綴じた形になっており、上に向けてページをめくり、リボンで吊り下げられるようになっているのもかなり珍しい形態だ。
表紙。モモが寄り目気味?。変形に裁断された形態が珍しい。
こちら側が裏側。製造はセイカノートになっている。微妙にこちら側のモモは、頭身が大きい気がする。
中身は淡色印刷である。全体にレトロ感が漂う。