全体にモモがおちゃめで、多少作画がいろいろの感あり、というところであろうか。デザイナーの違いではないかと思われる。
裏表紙。一番左のもの、傘を差したモモというのは、大変に珍しい。中央のものも、飛び跳ねそうなモモが楽しげでいい感じだ。全ての商品が、デモセルなどの絵柄使い回しの最近と異なり、1点1点このような佳品が多いのも、この時代の商品の特徴である。こういうところは見逃せない。
一番左のものの中身。跳んでるモモ。下にロゴがある。罫線間隔は全体が小さいので太め。
真ん中のものの中身。絵は王様とモモだが、罫線が不思議な感じ。
右側のものの中身。これまた罫線が特殊だ。星マークが1行おきに左右に散るなど、手の込んだ作りに思える。この時代のものは、丁寧に…というのは、こういうところにも現れていると思う。