外装。経年で傷んでいるが、モモは後期のコスチュームであることがわかる。中身は直径4センチ弱の変身ペンダント形をしている。上下に「見て遊んで−時間がわかる」としているが、この部分は親への訴求であろうか。
側面。両側とも同じであるが、本品は右側面にAPシールが貼られている。側面では、液晶によるアニメの動きを説明している。
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外装裏面。ペンダント部分のカバーの開け方が説明されている。一昔前の携帯電話のように「拡げるように開ける」と、すぐに壊れる。左右にスライドさせるのだが、結構難しい感じもする。ポピーの製品だが、型番がその他製品とあまり関係性が無く、そのあたりは謎である。
中身を取り出したところ。スポンジのクッションの上に乗せられている。いささか安っぽい、ブルーメタリックのチェーンが付くが、現在の安全基準からすると、心配な作りではある。
本体と説明書。閏年は自動調整されないあたり、やはり玩具の域と言える。本体はカバーをずらし、液晶表示を見たところだが、なかなか賑やかな作りになっている。ちょうど動画は全点灯したところ。なお、バックライトは無い。
電池の交換は、後ろのふたを止めているネジを、精密ドライバーで外し、型番の合うものと交換すればよいので、液晶部分を破損しない限りは、かなりな年数が経過しても動作すると考えられる。本品も、入手から30年以上経過しているが、電池交換でこのようにきちんと動作した。
ファンならば、持っていると楽しい一品ではある。デジタル時計なので、子どもが時計の読み方を勉強できたりはしにくいが、時間経過の概念を認識したり、何分経過したかがわかりやすいなど、デジタル時計としての特徴は当然にして備えるので、当時子どもに買い与えても、それなりに学習効果もあったのではないか。