外箱。かなり大きい。右側に「みさきのあ」さんのモモが描かれている。
外箱側面。スケールを見るとわかるが、横幅40センチもある。
外箱側面反対側。おおよその遊び方や、仕掛けの解説が載っている。
外箱上面。後ろのトレーラー部分を展開した様子の写真が掲載されている。
中身。本品は中身の発泡スチロールが劣化していたため、それは破棄している。そのためここには写っていない。右下はトレーラー部分、左下ミニポッポ。左上はトレーラー内部などに貼るシールと説明書など、中央上のポリ袋は、あとからつけるパーツ類、さらにその上にはモチャ、ピピル、シンドブックの人形(ガシャポンなどと共通?)、右上モモの植毛人形、である。
シールや説明書、パーツ類、人形だけを写したもの。説明書には、バラパーツの取り付け方が書かれている。
トレーラー後ろの、掛け金状パーツのロックを外すと…。
トレーラー部分はこのように展開する。中央上が前側(ミニポッポ寄り)となる。
回すと背景が変わるスクリーン。右下の矢印のほうへ、緑色の格子柄のステージ?を回すと、左上のスクリーン背景が変わる。ここは「トリミング台」という設定のようだ。なんとなく、チープな廃墟系ホテルを連想させるが…。
ミニキッチンを倒すと、ベッドになる。このあたりは、寝台車風なのかもしれない。右側壁の「モチャ」という表示から、ここはモチャの指定席なのか?。
一部のパーツを取り付け、モモの人形をミニポッポに乗車させ、トレーラー部分の上につけた状態。作品では、この状態で飛行する。
付属のミンキーモモ人形は、ちゃんと植毛され、ていねいに作られているが、一部にこのような表情とペンダントモールドがわずかに異なるものが存在する。いずれも体の部分は、何かまったく別な人形からの流用にも見える。
モチャ、ピピル、シンドブックも、このように色違いが存在する。これはガシャポンなどと、共通のパーツを使用しているからではないかと考えられる。
ミニポッポに、モモを乗車させるときなどは、このように開く。これは作品にない設定である。実用性を考えてのことだろう。右側のつまみを、この画像では右側に引くと、車体が開くようになっている。
いずれにせよ、かなり大がかりな玩具であるが、スポンサーサイドから出てくる要求がそのまま形になったような玩具であり、ストーリー的にあまりうまく消化できていないのが気になると言えばなる。当時は、まだスポンサー、制作側双方の思想性が、未熟だったのだろう。