かんごふさんバッグ

 病棟看護師や、一部は医師が使う道具を模し、または子どもサイズとして付属させたおもちゃ。バッグにまとめられており、「手当て」のまねごとが出来る。また一部のものは、実際に使えるものが入っている。
 第49話以降のオープニングに登場し、宣伝を打ったようだが、販売実績はあまりかんばしくなかったのか、その後全く同じセットのシール類を、全て「クリィミーマミ」に変更して販売もされた。
 なお、「かんごふ」という表現は、もちろん当時のもので、現在は「看護師」というのが正しいのは言うまでもない。


かんごふさんバッグ箱全体の画像です

 箱全体。この品は、外装の状態が良くないが、おおよその雰囲気はわかっていただけると思われる。番組後期に作られたアイテムだが、モモのイラストは、全て旧コスチュームになっており、あるいは間に合わなかったのかもしれない。

かんごふさんバッグ箱正面の画像です

 正面右下には、内容物を並べた写真が載せられている。モモのイラストは、使い回しのものである。

箱上面の画像です

 箱の上面。全体写真である。

箱側面の画像です

 箱の側面。破損がひどいが、反対側も同じ画像を使用している。この商品のモモは、全て汎用イラストに、ナースキャップを追加したものである。

箱裏側の画像です

 箱の後ろ側。保護者への呼びかけと、内容物の写真となっている。

かんごふさんバッグ中身の画像です

 中身を取り出したところ。このように白いプラスチックの円筒形に近い形状である。銀色のバックルのようなところは、ダミーになっていて、下のU字形のところを上にパチンと持ち上げると開く。

中身正面イラストの部分画像です

 イラストのところのアップ。外箱より少し色が青いモモ。ピンクの色味はあまり変わったようには見えないが。左側に、プラスチックのパーツがヒモで下げられている。

中身の画像です

 バッグを開けたところ。上半分に聴診器と、鏡(耳鼻咽喉科の医師が使うような、頭につけるタイプ)が入っていて、下側半分にコットン(使用可)、薬瓶、体温計、注射器、ピンセット、口内鏡、包帯(使用可)、絆創膏(使用可)が入っている(このサンプルになったものは、鏡が欠品している)。上下の境には、透明なプラスチック板が取り付けられ、バッグを持ち歩いても、中身が混ざらないように工夫されている。

中身の画像です

 下段のモモ。全て同じイラストを使用しているので、「モモだらけ」の印象に…。
 全体としてはなかなか凝っていて、本格的なおもちゃと思える。実用可能なものが入っているのもよいと思える。ただ現代の基準では、小さいパーツや、細い口内鏡など、与える子どもの年齢をよくよく考慮する必要があるかもしれない。


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