ある夜、夜食を食べていました。午前2時過ぎでしょうか。ふと窓の外、南側のベランダを見ますと、猫の姿が見えます。しかし、ここは6階です。猫などいるはずもありません。たまたま何かがガラスに映り込んで、猫の顔のように見えるのだろうと思い、一応もう一度振り返りますと…。やはり猫がじっとベランダから室内を見ています。…えええええ!?。
間違いなく猫ですね。はい、猫です。黒い猫さん。
知らない家に来てしまって心配そう。
帰りたいにゃ…。
窓サッシを開けると、そろりと入ってきて、部屋の隅に行ってしまいます。それでとりあえずは段ボールに敷物をしいて保護しました。
最近の猫は、ジャンプ力がある…わけはないので、おそらくベランダの、隣戸との仕切りを乗り越えて来たのだろうとは思いました。うちは角部屋なので、外から来ることは考えられず、したがってお隣の猫さんなのでしょう。画像の段ボールのまま、ベランダに置いておいたら、明け方にまた仕切りを乗り越えて帰ったらしく、以後やって来ませんが、6階のベランダですと、転落が心配です。うまく仕切りを乗り越えて、うちに来る分にはいっこうにかまいませんが(笑)、反対隣に行ってしまわないようにしないと。…しかし、宅急便以外の黒猫がやって来たのは初めてです。驚きの出来事でした。