猫は「猫好きの人を見分ける」と言われますが、研究室の中でも、数人の院生と多数の学生たちには、人なつっこくしてくれました。メトは穏やかな猫さんだったのだと思います。人の顔にじっと見入るメト。
里親探しでも、一番の人気ですぐにもらわれてしまった「ミト」。右下は親のメト。キトンブルーの目がきれいです。子猫たちには名前がありませんでしたが、みんな適当に呼んでいたようです。
ミトはソックスをはいたような足が魅力でもあります。レンズの右をふさいでいるのは、廃品の実験水槽を横倒しにして、メト一家のねぐらにしたもの。中に段ボール箱が入れてあり、雨が降っても雨よけが出来ます。夜帰るときにのぞくと、よくメトが子猫を抱いて寝ていました。
メトの子猫の中で、この1匹だけは長毛でした。付近の父猫と思われる猫には、長毛の猫はいなかったので、どういう遺伝子か…。子猫でもふさふさの毛はかわいいですが。
サビ猫の子猫「サビ」。当然メスと思います。5匹産まれたのですが、画像が残っているのは3匹のみ。キジ白2匹(1匹がミト)、長毛1匹、茶色キジ1匹、サビ1匹(サビ)が産まれましたが、おそらくオス2匹、メス3匹の割合かと思います。