入手したモハ103−1000。ジャンク車輌に紛れ込んでいただけあって、全体に汚れていますし、傷も多少はあります。しかしまあ、動力もしっかりしていますし、パンタもメッキパンタながらついています。
汚れの一例。番号シールのところが汚れ、屋根も見えませんがかなり手垢がついています。床下機器は、モハ103−1000の自然通風式抵抗器なんかではなく、モハ153用?みたいな、おなじみのNo.2000がついています。
まずは車体と床板を分解します。動力はごく普通のインサイドギア連動です。
床板止めネジを外したところ。当時の標準的な構造です。車体のすそは折り返してアングル代わりとし、床板は鉄板の鋳造品みたいなもの。インサイドギア2モーターに、白色管球の組み合わせといったところ。
他車に合わせるため、今回車内灯は取り替えませんが、ラグ板を外して、車体を完全に分離します。今回は車体のアミロン丸ごと洗浄はせず、パソコン用クリーナーで拭き掃除にしました。モーター間の配線も一度撤去します。