試運転風景。カトーのレールを適宜カーブさせて敷き、その上を往復させてテストします。やはりスムーズに走るか、ライトの点灯具合、連結器高さなどが、重要なチェックポイントになりますね。
車体は例によって、アミロンという洗剤で丸洗いしておきました。屋根にあった汚れもすっきり落ちています。この時代の車輌は、ディテールがあっさり目。ドア脇の縦どいもプレス表現です。しかし窓ガラスははめ込みになっており、二重窓も表現されています。当時の価格は15800円(モーター付き)でした。当時としては、やや高めでしたね。
反対側のトイレ側の様子。屋根上のパーツはプラスチック製です。またこの模型は、キハ40 100番台のうちでも、116番までの初期形を模型化しており、台車がDT44(無印)形、屋根上水タンクが角張っている、窓配置が前後対照に近い、などの特徴があります。
窓からモーターが見えますが、あまり目立たなくなりました。
完成しました。レタリングをします。前面にも車番が書かれているのが、北海道形気動車(ただし特急は除く)の特徴ですから、がんばって正面にも番号を入れます。この車輌、キハ40 108号としました。当然側面にも入れます。配置区所の「旭アサ」も入れたいところですが、レタリングパーツがなかったので、今回は省略しています。ホロ枠もパーツ不足で…。
工事完成したキハ40 108。単車で走るもよし、キハ56形などとの競演もよしですが、当面は単車で走るでしょう。相棒になるもう1輌のほうも、レストアしてやらないと…。
縦型モーターをカンモーターに換装すると、走行はスムーズになりますが、多少牽引力が落ちますので、MT比を上げる必要があります。しかし、ちょっとした工作で、簡単に走行改善が出来ますので、おすすめの工事と言えそうです。