1辺ずつ繰り返して塗り、片側は完成しました。
アップにしたところ。多少Hゴム部のプレスズレがありますので、やや細めになるようにリキテックスを差しました。銀色のサッシ部ともども、まあまあの仕上がりかと思います。
反対側も同様に仕上げます。技術的にはエナメル塗料などでも可能ですが、乾燥時間や失敗時の修正などの問題を考慮すると、アクリル絵の具のほうが良さそうです。
ジャンク箱から出した台車。日光のTR62形を使います。これにした理由は、本車の予定番号は「サハ103−102」号なので、実物の台車はTR201形であるためです(片締めブレーキシュー付き)。しかしこの台車は車輪が絶望的に汚れています。線路の状態が良くない場所で、長時間走行させたのでしょう。
清掃もしてみたのですが、あまり効果が無かったので、多数車輪は所有していますから、新品の車輪に交換しました。左上は取り外した旧車輪。ピボット軸受けで、非常に転がりはいいです。テーブルがわずかに傾いていると、そっちへ向かって転がってしまいます。
ここで元の床板を完全にばらします。特殊なボルスターで台車が取り付けられていました(中央の真鍮パーツ)。メッキの鉄板製なので、一度サビを落とし、床下機器と台車ボルスターの適正化工事を行います。