地面近くに咲くソメイヨシノ。この木は花がやや粗です。
つぼみと花のアップ。つぼみは1ヶ所から3つくらい出た「つぼみさや」みたいなものから、4〜5つ出て咲き、そのため1ヶ所の節から15輪くらい咲きます。桜は意外とたくさんの花が、節ごとに咲くというのがわかるかと思います。
別な角度から見たつぼみと花。つぼみやがくの部分には、産毛のような毛が生えているのがわかりますね。つぼみは丸くなってから開きます。花びらの先端は二つに別れているのが、桜の特徴です。雄しべ(黄色い花粉)がたくさんありますが、雌しべは奥の方にあります(黄緑色のところ)。枝は意外に焦げ茶色で、ややつやがあるのがわかります。この固まりで、大きさは、大人の手のひらに少し余る程度です。
カントウタンポポ。日本にある在来種タンポポの代表的なもので、都内ではもう珍しいかもしれないです。自家受粉できないのが特徴。
花が若いうちは、中心の星印がはっきりしません。桜が遠目に見て、薄ピンクに見えるのは、がくの色だというのがわかりますね。
新宿サザンタワーと、御苑の桜。