パイプをゆるく固定するために、パイプに古布を巻いておきます。
この台も、時々チョロ打ちをしてしまう現象が見られます。玉を打ち出すキネ先が、少し摩耗して玉の中心を叩いていないためと思われますが、玉の中央を叩くように、レールを少しかさ上げするようにすると、たいていうまく行きます。0.4ミリ程度のプラ板を両面テープで固定し、わずかに玉が奥側寄りにセットされるように調整します。これでほぼチョロ打ちは解消されました。
ベルの音は景気がいいですが、家庭用ではやはりうるさいので、ベルカバーのスキマから、古布を詰めて音を和らげます。
いよいよコンセントをつないで、玉上げ機に玉を投入。ちゃんと作動してうまく止まるか試運転です。問題ありませんでした。
これで整備完了です。電動ハンドルはかなりの早打ちで、なぜかややバネが強めに発射されるため、もっぱら手動ハンドルの方を使っています。電動ハンドルを握ると、手動ハンドルも同時に動くという、なかなかユーモラスな動作をします。