旧形手打ちパチンコ台整備2

 かつて1発ずつ玉を手で打っていた時代のパチンコ台、小学生の頃所有していて、最近また懐かしさのあまり、オークションで落札入手し、整備した話は、「旧形手打ちパチンコ台整備」という項目で扱いました。その台を整備する過程で、部品確保の目的から、同じ様式の台をジャンク入手し、部品を取り外して保管しようかと考えていたところ、思ったより裏側の仕掛け動作は悪くないことがわかったので、この台も普通に整備してみることにしました。ただし、多少の部品は転用しています。

旧形パチンコ台の画像です

 最初はかなりひどい状態でした。雨ざらしのまま数年というような感じ。枠のメッキ部分や、チューリップ、役物などにサビが発生し、汚れもひどいものです。しかしまあ、これを整備してみましょう。

サビ取り剤の画像です

 サビの部分は、このようなサビ取り剤で簡単に…なんて考えていたら、全く歯が立ちませんでした。メッキの下の奥深くまでサビているらしく、さしものサビ取り剤も効果なしでした。

裏玉タンク部分の画像です

 裏側の状態を観察しましたら、裏玉の下タンクが外れかかっています。これも止めてあった金具が錆びたため、外れかかりのようでしたから、木ネジで固定し直しました。

表側盤面の画像です

 盤面の表面には、薄い透明プラスチックがコーティングされたような構造になっていますが、これが一部割れています。放置すると範囲が拡大し、プレイに影響しそうです。またストッパーゴムが劣化でボロボロになっています(青い部分)。小風車のサビもひどいです。

瞬間接着剤を使っている画像

 透明プラスチックの破損拡大は、瞬間接着剤をしみこますことで止めます。液状のものを使いました。


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