旧形手打ちパチンコ台追加整備
なかなか面白く遊べるようになった、西陣というメーカーの製作した1970年代と思われる手打ちパチンコ台ですが、どう考えても、上下2段になったチューリップが開いたとき、上が先に閉じると、下もそのまま閉じてしまうという構造が、何か改造が行われており、オリジナルではないと思われたため、底が抜けたようになっている上段チューリップの、底をふさいでみることにしました。
とりあえずは良さそうに見えたのですが、実際に玉を打ってみると、閉じたチューリップの中に、なぜか玉がとどまってしまい、後ろ側の玉の払い出し機構まで転がっていきません。
ここの底をふさぐのは、まずは真鍮線を曲げて、次いで厚紙を切ってテープで貼ってという方法で行っていましたが、さすがにそれらは恒久的対策とは言えないので、所有している予備部品の中から、同形のチューリップを選び出し、少し改造して取り替えることにしました。そのような追加整備についてご覧に入れます。
また前後して、台板を交換し、キャスターの取り付けを行って、移動が楽になるようにしましたので、その様子もお目に掛けます。
まずは台板の交換から。
当初は元の台板(画像の黒いゴムテープが貼られているもの)に、写っているキャスターを取り付ける方向で検討していました。
ボロンゴムテープを削り取りますが…。
一応必要なところのゴムテープを、全て削り取りましたが、30ミリ角の角材に、30ミリ角のキャスターを取り付けようとすると、ネジで角材が割れてしまうのです。それでこの方法は断念しました。台板ごと交換する方向です。
余っていた棚板に適当なものがありましたので、長手の寸法を少し切って詰めて使うことにします。キャスターの場所を検討しているところ。新品の板ではないので、裏側はあまりきれいではありません。元の板もムダにせず、メダカの鉢置き台として流用。
位置決めをして、キャスターを取り付けていきます。耐荷重から10個取り付けました。
キャスターを取り付け終わったら、念のため水平をチェック。問題ありませんでした。