なるべくそこらにあるものを利用します。左から廃棄した引き出しから取った、透明な引き出し本体、お弁当についてきた割り箸、ガムテープ、やわらかい緩衝用の紙類、奥は外箱にする段ボール箱です。テープ以外はリサイクル品のレベルのものです。
まずは箱を補強します。これがケージになるので、しっかりさせないといけません。またこの場合は、縦方向に段ボールの段があるものを選びました。フタの部分を立ててしまい、そのままテープで固定します。もともとの箱が少し老朽化したものでしたので、なるべくしっかり補強しました。内側も少しテープ張りして補強しておきます。
窓になる部分を切り抜きます。人から全く中が、また鳩さんから全く外が見えないと困るような気がしますし、通気も悪くなるので、窓を設けます。しかし、そのままでは当然窓から鳩さんが逃げてしまいますので…。
完全に窓を抜いたところ。
窓になるところに、上から割り箸を割って、1本ずつ差し込んでいきます。あまり間隔が広くならないように注意します。この時割り箸が窓の下辺まで届かない深い箱や、段が横方向の箱は不適当ということになります。また差し込むときはかなりきついので、紙の破れに注意します。手も傷めないように。
割り箸は、完全に下まで貫通していませんので、上から抜けないようにテープで止めます。その他各所補強しておきました。
中に紙を敷物として入れ、箱の上に廃品の引き出しを裏返してかぶせます。これで完成ですが、このように上面へかぶせる適当なものが無い場合は、アクリル板やプラ板を利用したり、中が見える必要がないと判断できれば、別の段ボールで被ってもかまわないと思います。透明なものでカバーする場合は、必要に応じて重しや、裏面にクッション材を追加(鳩さんが飛び上がったときに頭をひどくぶつけないため)などして下さい。内部は、鳩さんにダニがいそうな場合には、ノックレンをスプレーしておくなどするといいかもしれません(一般の殺虫剤はやめておいたほうがいいと思います。ノックレンは動物用の薬品です)。