新しい巣箱は、元の箱と同じものがありましたので、それを利用します。ペットボトルのお茶の箱です。比較的頑丈なものを使います。
置いたとき、下側になる部分以外のフタを切り取ります。下側は残し、親鳩さんやヒナの出入り口として使います。
輸送時、手を入れるための持ち手の穴を、テープでふさぎます。通風口としては大きすぎます。
新たに通気口を、巣箱になったとき上のほうになる位置に開けます。あまり大きくなく、キリでぐりぐりする程度。数は多めで片側12カ所くらい。西風や北東風が吹いたとき、前側に抜けることで、中の空気が入れ替わるようにします。
巣材である木の枝類は、全て撤去しますので、段ボールそのままというのも、ヒナも親鳩さんも落ち着かないでしょうから、ペーパータオルを少しでこぼこになるように配置し、要所をセロハンテープで止めておきます。しばらくの間、ひどくずれなければ、それで十分です。あとはヒナと親鳩さんが、勝手にするでしょう。
新しい巣箱の設置状況。元のものと、厳密に位置を合わせ、同じように設置しました。結果は良好で、よけておいたヒナさんも無事に収まり、親鳩さんも給餌に来て、特に問題はありません。特別な汚損対策は取っていないので、その後の課題となりました。2009年夏。