巣箱の新製・その1

 今年も北側のエアコン室外機置き場に、鳩さんの巣が出来ました。かわいいヒナが産まれましたが、生育するにつれ、内部が相当汚れてきて、前の年と異なり、真夏にもかかったため、コバエがたかったり、ダニがやや多めにわいているのが確認されたり、くさいにおいもするようになりました。そこで、巣材を全て取り除き、巣になっていた箱そのものを、全く更新してしまうことで、問題解決を図ります。

巣箱にする箱の画像です

 新しい巣箱は、元の箱と同じものがありましたので、それを利用します。ペットボトルのお茶の箱です。比較的頑丈なものを使います。

フタを一部以外切り取った巣箱の画像です

 置いたとき、下側になる部分以外のフタを切り取ります。下側は残し、親鳩さんやヒナの出入り口として使います。

穴をテープでふさいでいる画像です

 輸送時、手を入れるための持ち手の穴を、テープでふさぎます。通風口としては大きすぎます。

通気口を開けている画像です

 新たに通気口を、巣箱になったとき上のほうになる位置に開けます。あまり大きくなく、キリでぐりぐりする程度。数は多めで片側12カ所くらい。西風や北東風が吹いたとき、前側に抜けることで、中の空気が入れ替わるようにします。

巣材の代わりにペーパータオルを敷いている画像

 巣材である木の枝類は、全て撤去しますので、段ボールそのままというのも、ヒナも親鳩さんも落ち着かないでしょうから、ペーパータオルを少しでこぼこになるように配置し、要所をセロハンテープで止めておきます。しばらくの間、ひどくずれなければ、それで十分です。あとはヒナと親鳩さんが、勝手にするでしょう。

新たに巣箱を設置し直したところの画像

 新しい巣箱の設置状況。元のものと、厳密に位置を合わせ、同じように設置しました。結果は良好で、よけておいたヒナさんも無事に収まり、親鳩さんも給餌に来て、特に問題はありません。特別な汚損対策は取っていないので、その後の課題となりました。2009年夏。


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