洗車機体験に使われた1000系。各停・渋谷を表示しています。この編成の先頭よりから、3000系が撮影できたという話もありましたが。
いや〜、これといって撮影するものがありません(苦笑)。検車区にはこんなものもあります、ということでフキとフキノトウ(の長くなったやつ)。JR大宮工場にも、ビワの木があったり、キクが咲いていたりしました。
入口に近い方で、レールの切断実演が始まりました。レールは専用のカッター機械で切ります。これは50キロNレール。切断後ボルト穴を正確に開ける工具も存在します。この右手のテント内には、歴代の37キロレール、50キロNレール、60キロレールの見本が展示されていました。さすがに売ってはいませんでした(笑)。なお、井の頭線は、元々小田急の傘下であった帝都電鉄の後身です。帝都電鉄は、建設費節約のため、鉄道省払い下げのレールを使って建設したので、初代のレールは30キロレールでした。最近立体化工事が進む京王本線の調布駅や、井の頭線明大前駅の跨線人道橋には、「エ」の字(鉄道省→国鉄のマーク)が刻印されたレールがあった(ある)ようですが、それらはもしかすると帝都電鉄が、鉄道省から払い下げを受けたものかもしれません。
入口近くから見た構内。左のテントがレール展示、右奥の車輌は休憩所を兼ねた、写真展示の新車1020系1722編成です。右手前にプラレールコーナーなど。左奥が車輌の展示。正直、もう少し写材が欲しい気が…。せっかくなので、1000系も並べて欲しいというところでしょうか。
特にもう撮影するのにいいネタもありませんでしたので、会場をあとにしました。隣接して富士見ヶ丘駅がありますが、その先端近くから、入れ換えをする3000系が撮れました。この編成も並べられていたようですが、撮影会としては、人数限定としないで、1回何分と時間を切って、どんどん行列させ、撮影した人は入れ替わるという、例えば小田急のような方式にしたほうが、少なくとも今回だけは良かったのではないかと思います。
3000系は、伊予鉄道に譲渡されるそうで、既に数編成が京王重機に運ばれているようです。