JR大宮工場公開イベント

 2002年5月24日に開かれた、JR大宮工場・JR貨物大宮車両所の公開です。現業機関の公開イベントとしては老舗的存在ですが、以前は秋に公開していました。最近は春の公開になったようです。


大宮工場正門の画像

 正門です。このように公開の時はビニール製の門が設けられます。以前は自動改札機が登場したこともありました。「鉄道ふれあいフェア」が正式名称のようです。幸い好天に恵まれました。


展示機関車に群がる人々の様子

 機関車などの車輌の展示を見ます。今回は前年に復元成ったED17、EF58 89号機、EF65 1000番台、EF55+14系客車+D51による展示運転、485系特急色訓練車(勝田電車区)、クモハ40形が屋外展示でした。写真は機関車に群がる人々。普段見られない視点が珍しいのでしょうね。


EF58 89に掲げられた「さくら」のヘッドマークの画像です

 EF58形に掲げられた旧タイプの「さくら」ヘッドマーク。最近のは白い部分が緑色(葉の色を表現)になってます。


展示されたクモハ40形の画像です

 クモハ40074号です。国府津電車区の職員輸送用から、廃車→復活→展示運転→大宮に移動→再度廃車→保存ということになったようです。調子は同僚のクモハ40054より悪いらしく、数年前から自走していません。木製の床や、ケヤキ材の吊り手棒など、時代を感じさせる車内なのですが、今回車内は公開されませんでした。


展示されるED17形電気機関車の画像です

 去年、甲府の甲府城趾から奇跡の復活を遂げた、イギリス製電気機関車ED17 1号機です。今年もきれいに整備された姿を披露してくれました。チャンネル材でできた太い台枠が印象的です。復元にあたっては、テールライトが全て破損していたり、ナンバープレートが1枚行方不明だったり(その後発見)で、相当大変だったようです。


構内に咲いていた菊の画像です

 構内に咲く菊です。誰かが植えたのでしょうか…。


構内で利用される古レールの画像です

 工場内には、結構古レールを利用した施設があります。これは階段の支えに使われている例で、「…1908 X」という文字が読みとれます。国産の100年近く前のレールです。


構内にあったビワの木の画像です

 ビワの実がなっていました。鳥のえさになってしまうのでしょうか。まさか工場の人々が食べるとも思えませんしね。


クーラー職場にあった謎の古レール物件です

 クーラーの修繕場の回りにあった謎の古レール利用の物件です。ここのレールはかなり古く、1880年代の「日本鉄道銘」のものも見つかりました。30キロレールを組んで造ってあります。それにしてもなにに使うのでしょうか?。


工場建家内にあった「綱領」の画像です

 工場建家内に掲げられている「綱領」。このようなものを見ると、鉄道の安全は、まさに「人が地道に支えているのだ」という思いが感じられます。


更新工事中のED75形電気機関車の画像です

 交流電気機関車のED75 1000番台を更新していました。もうすぐ出来上がりで、出場です。JR貨物の機関車で、見違えるようなきれいさでした。


入場中のEF64の画像です

 EF64も修繕中でした。奥は展示線に顔を出している485系訓練車です。4輌編成なので、こちら側に頭をつっこんでいます。こんな光景も公開日ならではでしょう。


台車塗装機に入れられる103系電車の台車です

 台車の自動塗装装置のようです。103系のDT33台車をこれから塗装するところのようです。モーターなどがついたままですが、これでいいのでしょうね?。


塗装されたDT33台車の画像です

 上の写真の右側には、塗装上がりの台車が置かれていました。モハ102−417の台車らしいです。


パンタグラフ上昇体験コーナーの画像です

 パンタグラフの上昇体験コーナー。子どもたちに大人気でした。最新のシングルアームパンタですが、かなりボタンを強く押していないと上がりきらないようで、エア音がしていましたから、ことによると空気上昇式の機関車用かもしれません。


103系制御器操作体験コーナーの画像です

 103系の制御器操作体験コーナー。右下にちらりと見える運転台でマスコンとブレーキを操作すると、CS20制御器がカチャカチャと動きます。これも子どもに人気のコーナーでした。本来は教習機器のようですね。


修理上がりのモハ103連結面の画像です

 修理上がりで出場間近らしい、モハ103−286号です。普段見られないモハ102との連結側も、このようなときには見ることができます。ホロの右側に見える空気作用管が、床下に回っていないのは、初めて気がつきました。この車輌は関西向けに多く増備された「第1次改良形」の103系で、現在は武蔵野線用です。珍しい車と言えばそう言えそうです。


徹底的に塗装修繕されるモハ113の画像です

 モハ113−1055の徹底した車体腐食部分の修繕の様子。このように少しでも問題のあるところは、かなり手間をかけて修繕しているようです。このあと錆止めを塗って、パテ付けをし、平らに仕上げるのでしょう。古い車輌もちゃんと手入れされているのがわかりますね。


休憩室として利用される廃車の103系1000番台の画像です

 休憩室になっていた103系1000番台の廃車車輌。すでに銘板は販売用に取り外されています。右側ではバザーが開かれており、車体に売り物が貼り付けられていました。更新車なのでもったいないような気もしますが、製造年からすればかなりたつので、廃車もやむを得ないでしょう。


部品即売のコーナーの画像です

 解体部品の販売風景。JR東日本商事という関連会社が売っていたようです。2時頃ですが、値段が比較的高めなせいか、それなりに品物が残っていました。筆者も常磐線色のテールライトと、銘板、115系の窓際に着いている小テーブル(新品)を買いました。一人3品まで。


展示運転に使用された14系客車の画像です

 展示運転に使用された14系客車です。これはもう終了後の撮影。手前からスハフ14 40、オハ14 192、スハフ14 402です。奥はD51 498です。スハフ14 40の車体はすでに退色が進んでいて、老朽化が激しい様子でした。スハフ14 402はオハフ15の改造車です。