クハ2670号
クハ2670号は、新宿方先頭車です。
まず海側をご紹介します。右側が新宿方です。コンプレッサーと電動発電機が搭載されています。
2600系は冷房化が比較的長期にわたったため、補助送風機が軸流送風機のタイプと、埋め込み形扇風機のタイプとがあります。このクハ2670号は、後者のタイプですが、このタイプは屋根上にカバーが突出しています。クーラーの直後に4つ見えるのがそれです。台形の植木鉢を伏せたような形をしています。
こちらは山側の床下の様子です。基本的な機器配置はクハ2870号と同じのようです。この画像では左側が新宿方です。左から2番目ドアの下のごちゃごちゃした機器は、ブレーキ作用装置です。中央は電動発電機(MG)。エアタンクは供給空気ダメと元空気ダメ2つがあるはずですが、1つのように見えます。上の写真でコンプレッサーの真裏に当たる3番目ドア右下付近には、アフタークーラー(四角い枠状の機器)と除湿装置があります。