形式・番号 | サハ2650形一般車 | サハ2762号インバータ制御改造車 |
形式 | サハ2650 | サハ2650(電動車であるにもかかわらず) |
自重 | 28.30t | 36.70t |
定員 | 162人 | 162人 |
全検 | −− | 58.9 |
重検 | −− | 61.1(車体修理+VVVF化) |
当然ではありますが、自重が増大しているのがわかります。しかし、形式は電動車に改造されたにも関わらず「サハ」のままで、「デハ」にはなっていませんでした。かなり例外的かと思われます。
残念ながら、撮影機会に恵まれず、あまりたいした写真は残せなかったのですが、出場直後のサハ2762号。サハを名乗っているのに、床下がいっぱいで、断流器やインバータ制御装置が取り付けられているのが、かろうじてわかるかと思います。経堂駅西方にて。現在この場所は、高架化により景色が一変しており、背後の小田急経堂アパートも取り壊されました。1986年春。
海側しか写真がない…。山側写真をお持ちの方、掲載させていただけませんか。経堂駅を発車して、新宿へ向かう各停に組み込まれたサハ2762号。この踏切も右端に写っている踏切警視小屋がまず8輌編成対応ホーム化で無くなり、さらに高架化で踏切ごと廃止されました。検車区も喜多見に移転しています。改造の銘板などは追加されておりませんでした。
<走行音>
貴重な走行音を、たまたま録音していましたので、聞いていただけるようにいたしました。成城学園前−喜多見間(もちろん地上線時代)。データは.mp3形式、約2分弱です。1986年5月録音。ここをクリックして下さい。
なお、この時の録音は、千歳船橋−向ヶ丘遊園間録音してあります。サークル「鉄音屋」さんに委託して、販売してもらっていますので、ご購入希望の方は、当方トップページの問い合わせフォームか、「鉄音屋」さんのHPからご連絡下さい。