デハ2720号

 デハ2720号は、新宿から3輌目の中間電動車で、前後の台車を隣接車輌の、別々の制御器から制御されるという、車体中央部付近に無理な力がかかるのではないかと心配になるような車輌です。このように1台の制御器で6個のモーターを制御する方式自体は、最近インバータ制御車が普及したことや、京成電鉄など広範にそれを採用した鉄道もありますので、独自のものとまでは言えませんが、この2600系のように、同じ車輌の前後台車で、コントロールする制御器が異なっている例は、今のところこのデハ2700のみではないかと思われます。



デハ2720号海側の画像です
 

 本車にはあまり機器は搭載されていません。隣接するデハ2600,2800番台車にほとんどが積まれているためです。こちら側の画像は海側になります。右側が新宿方です。左側台車の隣の、やや長い箱はバッテリー箱のようです。9000系の初期のものと同じと思われます。

 なおこの画像では、屋根上の接合がうまくいきませんでしたので、扇風機カバー位置の正確な場所は、以下の画像を参照して下さい。



デハ2720号の小田原方画像 デハ2720号の小田原方から2枚目画像

デハ2720号の小田原方から3枚目画像 デハ2720号の小田原方から4枚目画像

デハ2720号の小田原方から5枚目画像
 

 左上から順に、小田原方から海側を見たデハ2720号の屋根上部分です。わかりにくいですが、パンタの台枠内やや右よりのところにも、扇風機カバーがあるようです(5枚目画像)。

 なお2枚目画像右側クーラー脇の扇風機カバーと、3枚目画像左側の扇風機カバーは同じものです。


デハ2720号山側床下の画像です

 こちら側にはブレーキ作用装置やエアタンクが目立ちますが、車体側面の非常ドアコックふた(赤い▼)の下に、長方形の箱が、さらに右側台車脇にバッテリー箱らしい箱の裏側が見えています。その左側に縦長の小さい箱があるのがわかります。これはかなり奥まったところに付いているようです。なおこの画像では、左側が新宿方になります。