右側台車脇がブレーキ作用装置です。複雑な形状をしています。中央横長の機器は主抵抗器。多少合成ずれがありますので、下に正しい形状を示しておきます。
基本的に9000系のものと同じですが、中央部の吸い込み口にカバーがかかっています。中央から空気を吸い込んで、両側の四角形の網の張った箱から排出し、内部にある抵抗を冷却します。5000系の電装部品は、2400系のものを基本にしていますが、この抵抗器は、2400系で加熱して、特に夏期にクレームもあったことから、強制冷却のものに改良されています。
いずれも写真は経堂駅にて。2007年7月13日、デハ5108号にて撮影。