各車連結面山側
デハ9000番台から9300番台の山側連結面部分のステップ位置などを撮影しました。
デハ9300番台(右車輌)とデハ9200番台の山側連結面です。デハ9300のステップは折り畳み式、デハ9200のステップはΩ形です。
デハ9200番台(右車輌)とデハ9100番台の連結面ステップの違いです。この部分はあまりステップがありませんが、やや大きめなコの字形ステップが、左右でやや位置を違えて付いているのがわかります。
デハ9100番台(右車輌)のこちら側ステップはΩ形です。反対のデハ9000番台には、営団地下鉄(当時)乗り入れ時代に使用していたIR無線アンテナが現在も残っています。そのためか、この車輌のステップは少な目で、折り畳み式になっています。
いずれも車輌はデハ9002編成。新百合ヶ丘駅にて。
サハ9650番台(左車輌)と、デハ9600番台の山側連結面ステップ位置です。デハ9600番台は、デハ9200番台と変わりませんが、サハ9650番台は、パンタがないので、デハ9100番台とは、屋根直近のステップがあるなど、一部が異なります。サハ9657とデハ9607号。新百合ヶ丘駅にて。
9000系の6連口について、サハ9550番台、サハ9650番台、およびそれらととなりのデハとの連結面ステップを撮影しました。
デハ9500番台(左)は、パンタがあるため、それからの引き込み線が通る関係で、屋根近くのステップはありません。下のほうに1ヶ所やや大きめなステップがありますが、となりのサハ9550番台とは、位置が食い違っていて、同じ高さではありません。
一方サハ9550番台(右)は、サハでパンタがないので、窓下と屋根近くの2ヶ所に、同じ大きさのステップがあります。
続いてサハ9550番台とサハ9650番台の連結部です。ここはサハとサハの連結面にあたります。いずれも同じ高さにΩ形のステップが並んでいます。6段あり、屋根近くのものも同じ形態です。
ううむ、これだから車輌の研究は手を抜けませんね…。サハ9650番台(左)と、デハ9600番台(右)の連結面ですが、この車はサハ9655とデハ9605です。上のほうに掲載したサハ9657と比較すると…、サハ9657にはあった屋根近くのステップが、このサハ9655にはありません。ステップの位置関係は、デハ9500番台とサハ9550番台との連結部と同じですが…。デハ9600番台は、パンタ付き車ですが、こちら側には配管が通らないため、屋根近くのステップもついています。
いずれも撮影は東北沢駅、デハ9505−サハ9555−サハ9655−デハ9605で、2004年9月22日です。