国鉄その他の風景

 いくつか国鉄の「原風景」のようなカットを紹介します。

新婚旅行の見送り風景の画像です

 新婚旅行に出発する二人を見送る人々。電車は湘南形80系のサロ85305号です。おそらく熱海への新婚旅行なのでしょう。当時は新婚旅行といえば国内で、関東の人は、熱海という例が多かったようです。今では考えられないようなことですが…。サロ85形の300番台も、この当時は新車で、よれのない外板がそれを物語っています。こんな風景は、日常的なものであったようです。東京駅で、1960年頃。


東京駅を遠望する画像です

 東京駅を遠望するカットです。中央到着せんとしているのは、横須賀線の電車。終着駅東京に進入するところです。右側先頭から、クハ76形、モハ70形、モハ70形、サロ75形、サハ48形(窓のようすからサハ48030〜033のどれか)、クモハ53形+クハ76形…と続きます。6連2本をつないで、12輌としていたようです。遠くの右側には東京駅の「赤煉瓦駅舎」が見えます。またその手前には山手線と思われる、茶色の72系らしき姿も見えますね。現在中央線のホーム高架化や、ビルの変化などで、この景色は一変しています。横須賀線に至っては、地下に入ってしまい、ここを走ってすらいません。1960年頃?。


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