小田急4000系側面表示幕装置

 小田急のイベントで、4000系デハ4401号の、側面表示幕と表示器を入手しました。


小田急4000系の側面表示幕装置画像

 

「各停 唐木田」行き表示です。通常よく見られます。



準急綾瀬行き表示の画像

 

往年の千代田線乗り入れ準急「準急 綾瀬」行き表示。9000系のころは見慣れたものでした。



急行箱根湯本行き表示の画像

 

通称「湯本急行」と呼ばれる、「急行 箱根湯本」行き表示です。4000系は原則的に箱根登山線に乗り入れ禁止だったので、この表示は例外的でした。



湘南急行片瀬江ノ島行き表示の画像です

 

2004年12月10日限りで廃止された湘南急行。わずかな時期「湘南急行 片瀬江ノ島」行きも存在していました。



湘南急行藤沢行き表示の画像です

 

湘南急行は比較的短命な種別でしたが、名前のイメージの良さから、好評でした。藤沢行きが通常です。



湘南急行経堂行き表示の画像です

 

表示器を持っていると、あり得ない表示もさせてみたくなります。「湘南急行 経堂」止まり(笑)。



湘南急行多摩センター表示の画像です

 

こうなると「どこが湘南じゃ!」ということで…。「湘南急行 多摩センター」。



急行新百合ヶ丘表示の画像です

 

「急行 新百合ヶ丘」は、今度の改正で少数運転されているようです。


 4000系は、冷房化改造後、それほどなじみの電車ではなくなってしまいましたが、一つの形式が消滅するのは、やはり寂しい感じがします。このデハ4401号は、冷房化改造時、通学で何度も目にしたり、実際に乗車したので、よけいにこのような形になってしまうと、感慨深いものがありますね。

 ところでこの表示器は、配線が難しく、蛍光灯すら点灯するようにしていません。右側下のコネクタに100Vを通すようにすると、1コマずつ動かしたり、蛍光灯を点灯させたり出来るようですが、モーターのギアを解除することができるので、それで1コマずつ回した方が、小田急のようにたくさん行先のある会社の場合は、むしろ面白いと思います。


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