当初は非冷房であったが、のちに冷房化されている。1980年ブルーリボン賞(鉄道友の会が、前年の最優秀車輌と判断した車輌に贈られる賞)受賞。稲村ヶ崎駅にて、2004年7月4日撮影。なおこの1001−1051の編成は、2003年に腐食部分や内装の更新がなされ、ドアチャイムの設置なども行われた。続いて1002−1052の編成も、2004年秋に同じ工事を受けたが、塗装色の変更が行われ、新形車20形と同様のものとなっている(下の画像)。のちの検査入場で1001−1051の編成も新塗装とされた。
道路上を行く、更新とともに新塗装になった1000形1052号。後ろの20形にあわせた塗装だが、似合っているかどうかは…?。2005年9月23日、腰越−江ノ島間にて撮影。
新塗装に変わった1500形を従えて走る1002−1052編成。塗装自体は20形と同じである。旧形車のイメージに近づけようとしたらしいが、江ノ電らしくないという声も。七里ヶ浜−稲村ヶ崎間にて、2005年9月26日撮影。
2006年には、鎌倉の四季を描いた「スキップ号」となった1001−1051編成。にぎやかなラッピングが人気を呼んだ。稲村ヶ崎駅にて、2006年8月21日撮影。
車と接触してしまったので、ちょっと停車中の1000形。向こう側の10形に、車が少し接触したらしい。車掌さんもドアを開けて、現場を注視する。七里ヶ浜−稲村ヶ崎間にて、2006年7月3日撮影。
新車当時の1000形の画像も、掲げておく。
極楽寺工場に搬入直後の1000形。その後、連結器、屋根上(冷房取り付け)、床下機器の一部などが変化している。また塗色も、クリーム色部分がやや淡緑色がかった色に変更されたようである。1979年11月29日、極楽寺工場にて。Fコレクションより。
更新された現在も、運転室後部のドア上部に燦然と輝く「ブルーリボン賞」のプレート。2017年6月8日撮影。