江ノ電1100形

 大好評であった1000形に続き、同形の車体に、冷房化準備工事を施してデビューした、実質的に1000形の増備車。翌年冷房化され、江ノ電初の冷房車となった。1000形が非冷房だった理由の一つには、夏でも海風を大きな窓から取り入れればいい、という考え方があったからだそうである。しかし時代の要請は、それとは異なった方向に行くのであった。

1100形の画像です

 極楽寺トンネルを出て、長谷に向かう1100形。2004年7月4日の撮影であるが、この年は広告塗装となっている。江ノ電の車体塗装は、ラッピング以外全て刷毛塗り!。手作り感ただよう仕上げである。


江ノ電「義経号」になった1101−1151編成の画像

 大河ドラマ「義経」にちなんでか、「義経号」のラッピングとなった1101−1151号。稲村ヶ崎駅にて、2005年3月9日撮影。


江ノ電「義経号」になった1101−1151編成の画像

 同じく「義経号」。子どもたちには人気だったようだ。ツヨシくんやネネちゃん、コメットさん☆も駅でどんな電車が来るか、ワクワクしながら待つのだろうか(笑)。この車輌の側面には、おなじみの弁慶、静御前、義経といった人物が描かれていたのが、ラッピング車としても珍しい。腰越−江ノ島間にて、2005年9月23日撮影。


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