江ノ電300形305−355編成

 旧江ノ島鎌倉観光(現江ノ島電鉄)が1960年に、京王帝都電鉄(当時。現京王電鉄)の2000形車輌の台枠部分を利用して、東急碑文谷工場(東横車輌)で製作した電車。車体そのものは新造されているので、大きな窓を持つ車体がモダンな印象。冷房化や高性能化は、江ノ電300形で最も早く施工された。

江ノ電300形305−355編成の画像です

 2003年4月撮影。鎌倉駅4番線にて。


江ノ電305−355編成の画像です

 車体の基本寸法などは、その後の江ノ電車輌のもとになっている。側面の大きめな窓が、旧形車としては特徴的。前面の行先表示板は、昔のものを再現したレトロ調のものを取り付けている。2004年9月18日、江ノ島駅にて撮影。


江ノ電305−355編成の画像です

 腰越駅を出て、江ノ島駅へと、道路上を走る305−355編成。神戸(ごうど)橋交差点にて、2005年9月23日撮影。


江ノ島電鉄355号車内の画像です

 305号から355号の車内を見たところ。このように現在江ノ電唯一の「床が木張り」であるのも特徴の一つ。奥の乗務員室仕切ドアも、ステンレス製ではなく木製。2006年8月21日藤沢駅にて撮影。


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