第34話でコメットさん☆が乗車する300形

 第34話(「星の絆」)では、景太朗パパさんにケースケの消息を聞いたあと、ウッドデッキのところで、景太朗パパさんからキザなセリフを聞かされるコメットさん☆(笑)。あまりのキザさ具合に、うっかりツヨシくんとネネちゃんを保育園まで迎えに行くのを忘れてしまいます(違)。…え、えーと、保育園に迎えに行くのを忘れるのは本当です(笑)。どうも保育園でも、バスでの送り迎えがない日があるようですね。すぎたまの住んでいるところでは、駅向こうにある幼稚園の送迎バスが、そばを通るのですが、「明日はバスありませんので〜」などと、保育士さんが言っているのを耳にしたことがあります。雪ノ下保育園も、同じようなことがあるのでしょう。
 さて、急いで山を下りはじめるコメットさん☆ですが、星力を「使っちゃおうかな〜」と言いつつ、星力が不足していることに気付きます。それで、ラバボーの「恋力」を使おうとしますが、ラバボーも留守…。それで駅まで行き、江ノ電で鎌倉までツヨシくんとネネちゃんを迎えに行きます。


 コメットさん☆は、稲村ヶ崎から乗車しているようですが、江ノ電のシーンは、由比ヶ浜(と思われる)駅を発車するところからです。コメットさん☆は、電車のドアが閉まるのを、足踏みしながら待って、「お願い、早く出て」と言っています。コメットさん☆の「お願い」なら、何でも聞いて差し上げたいところですが(笑)、残念ですけど、ダイヤ通りにしか、電車は走りませぬ…。

江ノ電354号車車内ドア脇の画像です

 このカットの車輌は、一応袖仕切パイプの形状から、304−354編成のようですが、判断に迷う部分もあります。一応上の画像は、354号車の、コメットさん☆が立っていたと思われる場所を撮影しました。2005年3月9日、江ノ島駅で撮影。撮影協力:Naka氏。
 このあとのカットで、コメットさん☆は右に移動して、車掌室のところから、後ろを見ますので、ドアの開き勝手から判断すると、354号の上の画像のところに立っていて、ドアが右側から閉まってきて、ホーム屋根にツバメがケガしているのを見つけ、電車発車後、右方向に移動し、304号の運転室(後ろ側なので車掌が乗務)の窓から、ツバメの様子を「あれあれ…?」と言いながら見る、という流れではないかと思います。
 
 これを303号車の、同じように見えるところで見てみましょう。

江ノ電303号車車内の画像です

 この画像は、303−353編成の、303号車後ろよりドアです。外の看板は、由比ヶ浜駅のホームと反対側にある看板です。この看板については、あとで記述します。作品に登場する看板や、後ろの塀の様子などからすれば、この位置が一応理屈に合った位置となるのですが、コメットさん☆が作品中でいる場所は、もう一つ前のドアのようです。しかし、そうだとすると300形全般に言えることですが、前よりドアの左側には座席がありませんので、このあたりはデフォルメがなされていることになります。2005年2月24日撮影。由比ヶ浜駅。撮影協力:Naka氏。

 なお上の画像では、鎌倉向きの353号ではなく、藤沢よりの303号で撮影しました。この理由は、作品中でコメットさん☆が、足踏みをしているカットの場所そのものが、下の画像の場所ではないかと考えられるからです。作品中のコメットさん☆の向き、電車の進行方向からすれば、コメットさん☆が足踏みしているのは、354号車の車内で、駅は由比ヶ浜駅と思えるのですが、由比ヶ浜駅は、鎌倉に向かって右側にホームがあります。しかし、作品中に描かれる看板と、その後ろの塀は、実際には由比ヶ浜駅の、藤沢に向かって右側、ホームと反対の側にあります。

由比ヶ浜駅ホームと反対側の広告看板画像

 この画像は、由比ヶ浜駅のホームから撮影した、ホームと反対側にある広告看板の画像です。作品中、コメットさん☆が立っている電車のドアの向こうにあるのは、まさしくこの看板とブロック塀であるのがわかりますが、ホームと反対側ですので、作品と実際は矛盾が生じます。なぜこのように描かれているのかは、わかりませんが、由比ヶ浜駅ホーム側は、わずかしか看板類や壁になっているところが無く、民家の裏手のようになっていることから、そっち側を描くわけにもいかなかったのかもしれません。2004年10月29日撮影。撮影協力:Naka氏。

 実際の由比ヶ浜駅ホームが、電車からどのように見えるかをお目にかけます。

由比ヶ浜駅ホームの画像です

 これは305号車の同じような位置から見た、由比ヶ浜駅の様子です。ごらんのように、看板類は無く、駅舎も下見板張りのようになっています。したがって、こちらのホーム側の景色を、作品は描写しているわけではないと判断できます。305号車は藤沢向きなので、ドアの開き勝手が、そもそも逆です。2005年3月1日撮影。



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