ゲート付近にある木で、人が隠れられるほどの大きさがあり、さらにスロープから立ち去るコメットさん☆たちを見通せる木となると、ゲート内右側にあるこの木くらいしかありません。そのためこの木の陰に、メテオさんは隠れて嫌みを言っていたと考えられます。実際と作品では、高さが異なるような気がします。カメラ視点はもっと上なのかもしれませんが、そうするとメテオさんの向いている方向と、矛盾が生じますので、なかなか難しいところです。背景が大幅に異なりますが、作品の演出上のデフォルメと見るべきなのでしょう。2007年2月9日撮影。
この真ん中の木の手前で、メテオさんは高笑いしていることになります。木は上の画像67のカットと、当然ながら同じ木です。作品では、非常に広角レンズで撮ったように、手前の地面が、両端とも上がって描かれますが、実際の風景としては、カメラを地面に置いても、右側が下り坂気味になっているので、まったく同じには撮影できません。画像は少し補正をかけてありますが、この程度が精一杯というところでしょうか。しかし、人物の位置関係などは、かなり忠実に描写されていることがわかります。なお、画像に見えるフェンスは、作品では描かれません。2007年2月9日撮影。
コメットさん☆の効き耳は、第12話では左耳なのですが、このカットでは右耳に受話器をあてて電話しています。どっちなんでしょう?(笑)。それにしてもティンクルホンは、これで一般回線にも電話がかけられる謎のシステムであることがわかりました(笑)。
さて、コメットさん☆が電話をしているのは、画像で言えば、6つあるコの字形柵の、一番右手前です。隣にはツヨシくんとネネちゃんがいます。左から3番目の柵には、寄り掛かって何かを見ている青年がいます。その奥にはカップルがいますし、さらに遠くには何人か歩いている人がいます。柵からゲートまでは、かなり距離があるように描かれますが、実際にはごらんの通りあまり距離はありません。また人通りも少なく、イベントの無いときはひっそりしています。作品より実際の風景は、どこか陰気くさいですよね。また多少ゲートの足が単純化して描かれるなど、デフォルメ入っているところも多いです。しかし、全体としてはこの場所が、かなり忠実に再現されていると言えるでしょう。もう少し広角なレンズでないと、作品と同じようには、風景を写し切れません。2007年2月9日撮影。
ツヨシくんとネネちゃんよりやや下から、コメットさん☆を見上げるようにカメラは撮っている構図です。そのため69のカットの位置から、見上げるように撮影すると、このようになります。作品とはかなり印象の異なる背景ですが、場所としてはここです。作品の背景は、かなりデフォルメ入っている感じですね。左手前にネネちゃん、中央コメットさん☆、右手前にツヨシくんという人物配置です。2007年2月9日撮影。