第9話に登場する日比谷野外音楽堂と日比谷公園続き
97:ステージ真後ろから黒岩マネージャーを撮ったカットです。
98:コメットさん☆たちは、空に浮かび上がります。
ベンチ前の空間に、雲のベッドを広げ、そこからそのまま浮かび上がるしか考えられないので、その実際の風景を撮影してみました。このように実際には、木々の枝がじゃまになりそうです(笑)。ベンチ前数歩のところから見た、上空です。この日はあまり天気が良くなかったので、画像も少々暗いです。2007年2月9日撮影。
99〜102:コメットさん☆たちは、4つの雲に、コメットさん☆、ツヨシくん、ネネちゃん、それにイマシュンをのせて、空のお散歩を続けます。無邪気なコメットさん☆は、高い雲の上で、ジャンプなんてしたり、おやじギャグを言ったり(笑)していますが、ラバボーに、空の上からコンサートが見えると言われ、跳ね起きます。
103:上空から野外音楽堂を見たカットです。撮影は無理でしょうが、日比谷公園の俯瞰案内図と比較しますと、回りのビル群や、木立の広がり方などが、実際とはまったく異なることがわかります。そのため、ここでの日比谷公園と野外音楽堂は、確かにモデルにはなっていますし、実在の場所がそのまま描かれてもいますが、さすがに地域全体をモデルにはしていない、という言い方が妥当かと思います。
104〜105:コメットさん☆が、手をかざして野外音楽堂を見下ろします。そしてラバボーは、「王子さま候補」であるイマシュンを、もっと間近で見るために、雲を寄せるように言うのです。
106:このカットは、キャラがコメットさん☆からラバボーに代わった以外、103と同じです。103よりは、少し左側が見えますが、それによっても園内通路を道路に見立てたとして、やはり上空からの公園そのものの広がりは、あまり忠実でないのがわかります。
107〜111:みんな寝てしまいました(笑)。そして雲は静かに飛んでいってしまうのです。ヘリコプターでも頼まないと、撮影は無理でしょう。
112:ここから場面は変わって、再び日比谷野外音楽堂の、69カットあたりに描かれたゲートをくぐり、中の門に続く行列が描かれます。かなりな行列ですね。実際には、ゲートから門まで、あまり距離はないので、作品に描かれるほどには、行列は出来得ません。ここにはデフォルメがあります。
113:メテオさんがジャンプしながら行列に並んでいます。開門時間は過ぎている、と…。
114:「いい加減に開けないと、ぶちこわすったら、ぶちこわすーーー!」と、メテオさんはこわーい声で叫びます。メテオさん、元気だなぁ(笑)。場所は林がバックになっている(113共に)ので、門の脇あたりという想定だと思いますが、実際にはゲートをくぐると、すぐに道が左右に分かれ、音楽堂そのものの塀があるため、門の脇に作品に描かれるような林はありません。ここは112と同様、ゲートから門まで、距離があるように描く、作品の演出的デフォルメだと考えられます。
115:いよいよ開門です。カットとしては112と同じです。
116:メテオさんは、今度は大はしゃぎ。隣の青年がイヤそうな顔で見ています(笑)。場所としては113の近くです。