コメットさん☆のホームタウン稲村ヶ崎駅続き


 第31話(「マネビトさんがいっぱい」)では、熱を出して寝込んだ沙也加ママにかわって、コメットさん☆が「星力」を使わずに、お母さんの仕事を代行、大活躍する話でした。

 その中で、「星のトンネル」を使用しないで、由比ヶ浜にあるママさんのお店の店番を、メテオさんに頼み、わずかな時間で沙也加ママさんの様子を見に帰ります。移動は江ノ電でしますが、ちゃんと切符を買って、一人で江ノ電に乗車して稲村ヶ崎駅に降り立つコメットさん☆。


稲村ヶ崎1号踏切の画像です


 コメットさん☆を乗せた江ノ電300形304−354編成(袖仕切の形状から間違いないと思われる)は、この踏切を右から左に横切ります。余談ですが、この時の江ノ電電車は、床下の機器類、台車など非常に正確に描かれています。コマ送りで見ると、驚きの緻密さ!。

 作品とは、線路と道の交差角度、警報機の形態(これは放送終了後に、江ノ電側の更新によるものか?)が異なりますが、その他は奥に見える家の形態や道路に向かった角度など、これまた非常に忠実です。

 ちなみにこの画像で、右側の隅から、さらに右に進むと、第1話にも登場した「肉の稲村亭」があります。入口が線路に面しているので、遮断機が下がっているときには、店に入れない+店から出られません(笑)。焼き豚はうまいです。2004年7月4日撮影。


 電車を降りたコメットさん☆は、小走りに駅の構内踏切を抜けて、駅員さんに切符を渡してから、自宅の沙也加ママのところに向かいます。


稲村ヶ崎駅改札口の画像です


 これまた非常に忠実な再現で、言葉も出ません(笑)。現在左側の風防板のようなものは、かなり新しいので、以前はなかったのではないかと思います。作品を見ると驚くのですが、中央のラッチ(駅員が立つところ)の赤い縁取りの掲示から、左側の出札口とその上の料金表、右隅の電話機まで、極めて厳密に描かれます。作品放送当時はあったのではないかと思われる、スタンプ台が撤去されている(右側電話機のすぐ左隣)くらいの違いしか見いだせないと思います。ちなみにコメットさん☆が通るのは、この画像で右側の通路です。ちゃんと「出口」のほうですね(笑)。2004年7月4日撮影。


 あまり「コメットさん☆」のストーリーには関係ありませんが、稲村ヶ崎駅では、硬券の入場券が頼めば買えます。


稲村ヶ崎駅入場券の画像です


 上が大人用、下は子ども用です。コメットさん☆は上、ツヨシくん・ネネちゃんなら下ということでしょうか。右側の赤紫の線は、原券にはありません。


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