第31話の巨大流木アートコメットさん☆輸送経路・化粧坂切り通し周辺続き



5.コメットさん☆は額の汗を拭き、空を見上げます。

化粧坂にある大きな岩のそばの画像です

 コメットさん☆は、「上がったかな」と、雨が上がったかどうか、空を見上げます。作品中、コメットさん☆の顔は、あおり気味に描かれますが…。実際の場所としては、座っていた切り株から立ち上がって…ということになりますので、ここには違いないのですが、背景の様子はなんだか違うように見えてしまいます。まあ、一応場所としての矛盾がないところ…程度に考えるしかなさそうです。そもそも左上は空のように描かれますが、実際の切り株の左上方は、山の上の方になりますので、空は見えにくいです。



6.空が映り、雲が晴れて、紅葉の間から青空がのぞきます。

化粧坂から見た空の画像です

 作品中の感じをそのままに再現できる場所としては、切り株の位置から少し離れたところになります。しかし、実際の場所とは、何となく左右反転している感じですので、あくまでイメージ的な場所と考えた方がいいと思います。



7.コメットさん☆は、右のポケットから、注文主のおばあさんから教えられた地図を取り出し(これがくせ者(笑))、「この坂の上だっけ。あと少し」と言います。…化粧坂の上…。ちなみに私は、取材するだけで息が切れました(笑)。
 なお、カットとしては一応4(前のページ)と同じです。


8.コメットさん☆は、再び大荷物を持ち上げて、左向きに歩き出します。ところがもう力が出ず、よろめいて一度流木アートを降ろします。そして後ろに下がり…。危ない…!。

化粧坂途中の岩の右側の画像です

 作品中では、切り株の右脇に立つ1本の木に立てかけておいた流木アートを、持ち上げるコメットさん☆が映りますが、実際の場所としては、そもそも流木アートを立てかけた木そのものが実在しないため、一応この場所であることは間違いないというところを掲げます。その画像の右寄りに木があることになっています。コメットさん☆は、おなかから上あたりしか映りませんので、高さもこんなところです。



9.よろめいたコメットさん☆は、後ろの崖から落ちそうです。コメットさん☆、ピンチ!。カメラはパンアップして、コメットさん☆の足下から、後ろ姿の全身を映します。

化粧坂にある倒木の付近の画像です

 作品中、コメットさん☆の足下とその崖下が描かれます。下には低木が茂っており、倒木が横向に倒れているようにも見えますが、場所としてはここになるかと思います。実際に、コメットさん☆が雨宿りした切り株にあたるところの真下です。この画像に写っている倒木は、切り株のもとの木であったと思われます。このカットでは、コメットさん☆が、実際より小さく描かれているようです。切り株は、画像の右下、岩は左下ですが、右側に見える木や、垂れ下がる枝など、非常に忠実な描写と言えます。2005年11月22日撮影。協力:Naka氏。



10.コメットさん☆は「がんばらないと」と言いながら、苦しそうに手に力を込めるのですが…。カットとしては8と同じですが、わずかに右に寄せたカットです。この部分は、背景を若干長く描いておき、キャラクターと合成するときに、少し左寄りに合成しているものと思われます。


11.コメットさん☆の靴を、後ろ側から見たアップのカットになります。余談になりますが、コメットさん☆はなかなかいい靴を履いています。沙也加ママさんが買ってくれたのかな?。

崖下から上を見た画像です

 コメットさん☆の右足の靴がすべる感じで、崖の部分が崩れ、コメットさん☆は落ちそうになります。実際の場所としては、ここになります。この真ん中に、コメットさん☆の右足が映ります。左右に見えるシダ類は描かれません。2005年11月22日撮影。協力:Naka氏。



12.コメットさん☆は絶体絶命。もう落ちてしまうかに思えるのですが…、「ポン」と謎の力で引き戻されます。

化粧坂の崖上の画像です

 コメットさん☆は「あれっ?」と言って驚き、「だれかいるの?」と言います。さて、実際の場所としては、切り株の右側、実際にはない立ち木のさらに右側になりますので、ここで間違いありませんが、あまりはっきり段差のある崖ではないです。この画像の右下から、コメットさん☆は落ちそうになる…という具合です。2005年11月25日撮影。
 ここの一連のカットは、コメットさん☆の表情が非常に豊かで、それを見る限りでは面白いですが…。
 同一カット内になりますが、コメットさん☆の「だれかいるの?」のセリフのあと、カメラはロングに引き、手前に岩、左奥に切り株、右側にコメットさん☆、岩の手前にラバボーの構図になります。

化粧坂切り通し途中の岩付近の画像です

 整合性のある場所としては、この位置になります。この左下の岩にラバボーが隠れているということになるはずですが、その後のストーリー進行では、もう一つ左側にある岩の、さらに向こう側の岩にラバボーは隠れていたことになっており、実際とは矛盾があります。そのためここ全体、イメージ利用と考えていいと思われます。2005年11月25日撮影。


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